雪の降る日に

皆さんお久しぶりです

最近はとても寒いですね

皆さん体調にお気をつけください

オリキャラのストーリーです

学校

華音side

ﾊﾞｼｬｯ(水をかける)

同級生   www

ﾎﾟﾀｯﾎﾟﾀｯ(水が滴る)

華音      急に何!?びっくりしたよ〜w

同級生  手が滑っちゃって…ごめんね?w

華音     全然大丈夫だよ!濡れてない?

同級生  大丈夫だけど…教室ベチャベチャ…

ﾁﾗｯ(華音を見つめる)

華音     わ…私が拭いておくね!

同級生  ありがとう!

ﾀｯﾀｯﾀ(雑巾を取りに行く)

同級生   イジメって気づいてないのかな?w

同級生   だったらバカすぎでしょw

同級生   まぁストレス発散になるし好都合w

気づいてないわけないじゃん…

でも私が笑ってればいいだけ

言い返さないしやり返さない

それが1番いいんでしょ…?

私は都合よく使われてるだけ

全部分かってるけどそれでも私は笑って見過ごす

それが正しい選択だから

教室に戻り教室を拭く

同級生   ありがとね〜w

華音      次からは気をつけてよ〜?

同級生   はいはいw

授業中

同級生   ねぇこれあの子に渡してｺｿｯ(小さい紙)

華音      え?うん…(小声)

先生      おい何してるんだ?騒がしいぞ

(華音達に近づく)

先生      なんだこれは?

同級生   いや…それ華音が回してて…私は注意し              てたんです!

華音      えっ!?

先生      本当か?

華音      えっと…ごめんなさい…

先生      はぁ…授業後職員室に来なさい

華音      はい…

休み時間

同級生   ごめんね〜w

華音      私が怒られるじゃん…次は気をつけてよ!

同級生   やっぱ華音は優しいねw

華音      …そんなことないよ

お昼

同級生   華音っていつもお弁当だよね

華音      うん…自分で作ってるの

同級生   女子力アピール?w

華音      そんなんじゃないよ〜

同級生   お弁当見せてよ!

華音      うん!

ﾊﾟｶｯ(お弁当を開ける)

ｶﾞｼｬﾝｯ(お弁当が落ちる)

同級生   見ようと思ったら手が当たっちゃって!

華音      そっか…わざとじゃないなら仕方ないね

同級生   ほんとごめんね〜

華音      大丈夫…

放課後

同級生   うわ…外雪降ってんじゃん…

同級生   傘ないのに〜

華音      私のでよかったら貸すよ?

同級生   ほんと?

華音      うん!2本持ってるから…1本でよけれ…

同級生   ありがとね!(2本持って帰る)

華音      え…

先生に呼び出されてるから返してもらいに行けないし…

仕方ないか…

まだ朝水かけられた制服乾いてないのに…

職員室

ｺﾝｺﾝｯ

華音      失礼します…

先生      遅かったな…本当に反省してるのか?

華音      はい…すみません…

先生      反省文書いてから帰れ

華音      わかりました…

数十分後

華音      終わりました

先生      よし…じゃあ帰っていいぞ

華音      さようなら…

外

雪やんでない…

制服濡れてて冷たいし…

傘もない…

お昼食べてないからお腹減ったな…

家

華音      ただいま…

華音母   何?あんた帰ってきたの?

華音      うん…何かあったの?

華音母   今日私の彼氏来るから外出といて

華音      えっ…今雪降ってるよ?それに…

華音母   何?口答えするの?

華音      そういうつもりじゃっ…

華音母   じゃあ早く出て

華音      …はい

父は母の男遊びに愛想を尽かして家出

それなのにまだ男あそびを辞めない母

子供がいると不都合が多いらしく

男が家に来る時はいつも私を外に出す

寒い…

お腹も空いた…

意識が遠のく…

私いつまでこんな生活してたらいいんだろう

このまま外で眠ってしまえば…楽になれるかな

家でも外でも気を使って取り繕って

笑顔を作って

もう何がしたいか分かんないや

もう全部どうでも良くなって

真っ白な冷たい雪に包まれながら

私はゆっくり目を閉じた