『ありがとうございます』
「いえいえ!」
「いいんよ!」
『お、お名前は?』
「うち~?」
「うちはね~兎飼いの兎楽って言います!」
『兎飼い?』
「この、魔法の街の人は」
「〇〇飼いって人が多いんよ」
『へぇ…そうなんですね』
「君って旅人彡?」
『そうです。』
「お名前ってな~に?」
『孤独を愛する旅人』
『星乃です』
「星乃!…、素敵なお名前やね!」
『そんな事ないですよ』
「孤独を愛してるのにごめんよ~?…」
『いえいえ…』
「うちは、人間じゃないんよ…」
「実は、兎っ娘なんよ」
『兎人間ってことですか?』
「そうなんよ!…」
『…、大変ですかね?…』
「人間と比較されて、街を追い出されるかも」
「って感じかな…」
『ん~…』
『一緒に、旅します?』
「でも、孤独を愛してるんでしょ?…」
『いえいえ、全然いいですよ』
『一緒に旅しましょ!』
「…!」
「ありがと…う…なんよ……」
「こんな事言われたの初めてなんよ…」
『早めに行きましょう!…』
「そう…やね!……」






