テラーノベル
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ガチで久々
gang×rdo
nrs「〜〜〜〜〜ww」
mob「〜〜〜〜♡」
あっ成瀬だ……
rdo「…ねぇ、成瀬…」
nrs「!…話しかけんな気持ち悪りぃ!」
そういい成瀬は俺の伸ばした手を振り払った
成瀬は俺を睨みつけ言う
nrs「お前の顔とか見たくもねぇは」
その言葉はあまりにも冷く
俺は唖然するしかなかった
成瀬にそんなこと言われるだなんて
考えたことを無かった
どうして……?
nrs「…mobさん別んとこ行こ」
mob「はーい♡」
成瀬はmobさんの手を掴み、
俺をおいてどこかへ行ってしまう
俺は去り行く2人を見つめ立ちすくむこと
しかできなかった
rdo「………」ポロポロ
どうしてこうなったのだろうか…
そうだ……全ての始まりはきっと
mobさんが警察に入ってからだ
彼女は人当たりがよく、
非常に愛らしい人だった
彼女は一瞬で警察のみんなを虜にし
全てが彼女が中心に回っていった
けど彼女は俺が気に食わなかったらしい
俺は彼女に騙され、無実の罪をきせられ、
そのせいで警察のみんなから失望されて
嫌われてしまった
彼女が俺を嫌うのはきっと
この”耳”のせいなのだろうなぁ…
俺は生まれつき聴覚の障害があり
補聴器なしでは生きていけない
彼女は少々障害者に対して差別的な思想が
あることは彼女の行動で垣間見れる
それがきっと俺を嫌う理由の一つなのだろう
だとしてもこれは酷すぎる
どれだけみんなに真実を訴えても
信じてはくれない
もう…前のようにみんなで笑い合うことは
できないのだろうか…
そんなことを悶々と考えていると
突然視界がぐにゃりと歪み俺は膝から
崩れ落ちてしまった
うまく力が入らない
あぁ、そういえば最近まともに寝てないや
流石にこのままじゃ死んじゃうな…
仕方がないので、少し仮眠を取ろうと
仮眠室まで重たい足を
引きずりながら行き、ベットに身を任せた
目を覚ましたら全て夢だった…なんて
都合が良すぎるか…
俺は重たい瞼を閉じた
ガチャ
nrs「…なんでこいつがここにいんだよ」
俺はマンゴーとぺいんと一緒に仮眠を
とりに来た
よりにもよってなんでこいつが…あぁ、
nrs「いいこと思いついたは、こいつの
補聴器はとって外に放り出そうぜ」
突然の俺の提案に2人は少し
驚ているように見える
pin「!…ちょっとやりすぎじゃない?」
nrs「いや、それぐらいされても仕方ねぇ
だろ、だってこいつはmobさんを
“殺そうとした”んだぞ」
mng「…そっカ、刺されたmobさんを
最初に見つけたの成瀬だったもんネ、
俺はいいとおもウ」
pin「…まぁ、それもそうだね
いいんじゃない?」
nrs「だよな?こんなやつ、誰も必要
なんて思ってねぇよ」
そう、こんなやつ…
なんか寒いな………!ここはどこだ?
目を覚ますとそこは薄暗く人通りの
ない路地だった
確か仮眠室で寝てたはずじゃ…
それにこの違和感はなんだ?
音が聞こえない…
ふと俺は手を耳に当てた
補聴器がないのである
なんで?、なんでないの?
取られた?誰に?
もしかして…
rdo「警察のみんなにされた?
俺…捨てられたの?」
うそだそんなわけない
警察のみんながそんなことするわけない
だが現実は容赦なく俺に降りかかってくる
『見捨てられた』
そうだとしか考えられないという事実
それはあまりにも残酷だった
12月、極寒の寒さの中、俺を憐れむ
ようにポロポロと雪が降りしきる
瞳から涙がこぼれ落ちる
あぁ最近泣いてばっかだな
みっともない
俺はうずくまった
うずくまるしかなかった
もう…何も考えたくない
いっそ、このまま死んでしまおうか…
悴んだ手がほんのり暖かい…暖かい?
伏せていた頭をあげ正面を見た
そこには、俺のことを心配そうに見つめた
ウェッさんが俺の手を握りしめている
何か言ってくれてるけど聞こえない
俺は首を横に振る
この空間にはただ
ウェッさんの手の温もりの
心地よさだけが広がっている
気持ちいな…
安心したらふいに眠くなってきた
うとうとしているとウェッさんは
察したように俺の頭を撫でてくれる
人に撫でられたのなんていつぶりだろうか
自然に口角が上がる
嬉しいな…
心地よさに浸りながら俺は意識を落とした
驚いた
普段通らないような路地を散歩していたら
うずくまっているらだおくんを見つけた
急いで近づき彼の手を握る
あまりの冷たさに死んでるのではないか
と心配にはなったが、ちゃん心臓は動いて
いるようで安心した
どうして彼がこんなところに…
すると彼は顔を上げ私を見つめた
涙まみれの彼の顔を見て只事ではない
ことだけはわかる
彼は最初こそ驚いてはいたが
私とわかって安心したからか
こわばった顔が緩んだ気がする
wsk「なぜこんなところにいるんだ?」
彼は首を横に振る
その時気づいた
彼が補聴器をつけていないことに
耳の障害を持っていることは前々から
知ってはいたが、
彼が自分で外してこんな場所へ
くるわけがないし
誰かが意図的にはずしたとすれば
許されぬ行為だ
一体誰が?いや…
wsk「……あいつらか」
ふと彼を見ると少しうとうとしている
ようにみえる、きっと疲れているのだろう
可愛いなぁと思いながら
彼の頭を優しく撫でた
彼は嬉しそうにし、
私に身を任せ、眠りについてしまった
…彼がこんなところにいる理由は
おおよそ予想がつく
どうせ警察の奴らだろう
……最近警察内で広まっている噂…
あんな噂、信じる奴なんていないと
思っていたが、まさかそんな噂を
警察は鵜呑みにし、あまつさえも
らだおくんを蔑ろにしているなんて…
私も聞いた時は流石にはらわた煮えくり
返したものだ、
わかった時点で対処しておけばよかったな
そしたら彼はこんなことに
ならずに済んだのに…私の落ち度だな
もう彼をこんな目には絶対に合わせやしない
私が絶対に守ってみせる
そう心に誓い
彼をおぶりアジトへ向かった
パチッ
目が覚めると目の前には
見慣れぬ天上が広がっていた
体を起こすと隣にはベットにもたれかかり
俺を看病してくれたのであろう
ウェッさんがすやすやと寝ていた
それに部屋に広がるこのいい意味で甘い香り
それで察しがつく、ここは餡ブレラアジト
であろう
きっとウェッさんがあのときに
運んでくれたのだろうなと考えていると
寝ていたウェッさんが目を覚ました
俺が起きたことに驚き
あたふたした様子で何かを探している
少しするとウェッさんはおれに
小さな箱を差し出した
開けていいのだろうか
俺がよほど不安そうにしていて面白かっ
たのか、クスッと軽く笑われる
少し恥ずかしさが滲む
ウェッさんは不器用な手話で
『いいよ』と言ってくれた
俺のために練習してくれたのだろうか
そんなわけないか
俺は恐る恐る箱を開けた
驚いた
そこに入っていたのは補聴器だった
それもま前に使っていた補聴器
とまったく同じもの
ウェッさんをみるとすごくニコニコしてる
俺はその補聴器を耳にはめ込んだ
wsk「…どうかな?ちゃんと聞こえる?」
rdo「…うん、すごくはっきり聞こえる、
ウェッさんが作ってくれたの?」
wsk「そうだよ、君のためにね」
rdo「え?……俺のため?」
wsk「うん」
最近の俺はずっと一人でいた、
警察のみんなは助けてくれないから
もう助けてもらえないってあきらめて
自分でなんとかしないとって
だから…”俺のため”だなんて
rdo「……」ポロポロ
wsk「!どうしたのらだおくん!どこか
痛む?しんどい?」
rdo「…違うの、人から優しくされたの
なんて久しぶりだから、すごく嬉しい
くてぇ」ポロポロ
wsk「………」
するとウェッさんは俺を
優しく抱きしめてくれる
人の温もりを感じる、暖かい……
wsk「…もう君にそんな辛い思い
絶対にさせない、私が絶対に守るから」
rdo「…ありがと」ポロ
まるでチョコレートみたいに
甘くてくどくて優しい
すごく心地いい…
「…何2人でイチャイチャしてんの?」
wsk「!えっ!?そのこえは…」
rdo「…あれ?ヴァンさんにmond?」
ban「お久しぶりですねらだおさん
ウェッさんがあなたを保護したと
聞いたので来てみました」
wsk「なんか情報回んの早くない?」
mnd「ギャングの情報速度速いんだからラ!
舐めんナ!ウェッさんらだオ独り占めし
てんのずるイから来たノ!」
ban「そうですよウェスカーさん、抜け駆け
はずるいんじゃないですか、そうい
うことは言っていただけないと、
こちらだってらだおさん欲しいんですから」
wsk「えーいいじゃん別に〜、…てか
2人とも熱烈すぎてらだおくんが
混乱しちゃってるじゃん」
rdo「??????どういうこと?」
wsk「ギャングにはらだおくんファン
多いんだよねー、…だからねらだおくん
が思ってるより君の味方は多いんだよ?」
rdo「……そあなんだ」
俺…見落としちゃってただけで
味方になってくれる人はいっぱいいたんだ
rdo「ウェッさんありがと、俺を連れて
きてくれ」
wsk「いいよ、警察が辛いならずっと
ここにいなよ、ここには君を傷つける
やつなんて誰ひとりいないから」
rdo「……うん」
wsk「……さてと、らだおくんも寝たこと
だし会議を始めよっか、まぁ議題は
みんなわかる通り警察をどうするか、だ」
するとモンちゃんは鼻で笑う
mnd「皆殺しでショ?それ以外あル?
生きてる意味ないヨあんな奴ラ、
らだオにあんなことしといて許されると
思ってんノ?」
ban「私も同感だな、彼らは少なくとも
彼にとって必要ではない、殺すべきだ」
wks「……まあさうですよね、
聞く必要もなかったですか」
mnd「当たり前でショ?」
その場に居合わせた構成員たちは息を飲んだ
3人から放たれる殺気はどれだけ手だれの
構成員である彼らでさえたじろぐほどの
ものだった
mnd「で?どうすんノ?俺ら3ギャング
だけでやんノ?」
ban「いや、他のギャングにも伝えよう、
理由を知れば手伝ってくれるだろう」
その意見に対して他2人のボスは会釈する
wsk「…決まりだな、ハンク他のギャング
へこのことを伝えてくれ」
hnk「はーい♡」
wsk「…じゃあやりますか」
らだおくんのために
彼をもう傷つけないために
end
謝罪文
今回の小説は堕桜さんという神様の
アイデア帳からアイデアを頂戴させて
書かせていただいたんですけど、
書きますと言ってから大体
4ヶ月前後ぐらいたっちゃったかな…?
スマホを洗濯機で回して壊したり
テラーに入れなくなったり
家庭のいざこざとかで小説書けなくて
こんな時期になっちゃって…
本当に申し訳ないです…
書く書く詐欺してほんとにごめんなさい…
というか解釈の仕方間違えてたらすみません
これからはちょくちょく更新するつもりです
アイデア自体は溜まりまくってて
あとは私がそれを語源化する力次第というか
リクエストも全然いいんでしてください
それはそれで嬉しいです
よろしければ応援お願いします!!
コメント
14件
おっと…面白すぎません??ちょっと困る…文章の書き方とかうますぎる、こんな素晴らしい話あげてくれて感謝しかない
お久しぶりです!投稿感謝ですッ🥲本当に言葉選びが上手すぎて見入る…すげぇや……。続き楽しみにしてます♪