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この作品は2次創作です。
キャラ崩壊、ストーリー崩壊あり。
ご本家様と関係ありません。
大丈夫な方だけどうぞ。
[MEMO]
[集合ゲーム:赤村ハヤト、黒宮ウサギ、灰原ヒョウ、澄空アユ、露草シーラ、山吹クジャク、双波院カイリュウ。
・クラフトゲーム:真珠ヶ淵マシラ、枝豆シャモ、渋柿タイマイ、恋珊瑚クリオネ、翡翠度カラス、大葡萄コテツ、炎熱院カリュウ、御影コウモリ。]
退場者:カラス、クリオネ。
生存者:ハヤト、ウサギ、ヒョウ、アユ、マシラ、シャモ、タイマイ、シーラ、
クジャク、コテツ、カイリュウ、カリュウ。
おれ―――御影コウモリは、中央ロッジにいた。
現在の時刻は4時半。
ジャッジの声が夕暮れになった世界にこだまする。
『4時半になりました。現時点で鉄の鏡が完成されてないため、「失敗」とします。』
そう。おれたちは最後まで頑張った。全員が全力を尽くした。
けれど、さすがに初手で二人も「退場」してしまったから、完成することはできなかった。
おれたちの前にあるのはこれ。
『鉄鉱石30』『ガラス36』『鉄8』『木材30』『紐5』
ガラスと鉄が足りなかった。
『なお、今回のクラフトゲームに参加した参加者の投票数は0となります。』
「これは仕方がないですね~。・・・」
「まぁ、やれるだけの事は全員したさ。」
「柿の字の言う通り。」
『それでは、今から集合ゲームに参加していた参加者を転送します。』
ジャッジの声が聞こえた瞬間、ハヤトやウサギ、他の参加者たちが姿を現した。
『では、5時になるまで自由時間となります。』
ジャッジの声が聞こえるや否やという勢いで、クジャクさんが手を挙げた。
「ほい。質問。カラスとクリオネが退場した理由を知っている人は教えてほしんだけど?誰か知ってる人ー?」
「・・・それはシャモからの方がいいと思う。」
「そうだな。一番かかわってるシャモが話せ。」
「では、状況を説明します。
ぼくとクリオネさんは、鉱山のエリアに居ました。その時、クリオネさんがカラスさんからの電話を取り、二人で話をしていました。通話が終わった後、クリオネさんは鉱山から出ていきました。そのすぐあと、ジャッジからの報告でクリオネさんとカラスさんが退場していたことが知らされました。」
「そうだね。それで?」
クジャクさんが話の続きを促すと、シャモは頷きながら話す。
「それで、慌ててぼくが見に行くと、そこには石ナイフと紐、そして倒れている羊がいました。」
「・・・?」
「これは推測ですが、カラスさんがクリオネさんに罠を仕掛けたのだと思います。
どういう仕掛けなのかは分かりませんが、何かの拍子で石ナイフが羊に当たるように仕向けたのだと思います。
それに引っかかったクリオネさんが禁止事項によって退場、カラスさんも禁止事項を踏んでいるので退場となったのでは、と考えられます。」
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・参加者はゲームエリアに生息する生き物を死なせてはならない。
・参加者は参加者に禁止事項を踏ませるように企図してはならない。
※いずれかの禁止事項を破った参加者は強制的に「退場」させる。
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「・・・うん、話を聞いている限りはそうっぽいね。」
「ジャッジ、質問。」
『どうぞ。』
「これって退場した二人を霊媒で占う事ってできるか?」
『できます、赤村ハヤトさん。』
「うーん・・・これってヒースが恋ちゃんを罠にはめたってこと?私が聞いている感じだと別に恋ちゃんが罠に掛ける側でも違和感はないと思ったんだけど。」
「僕も同じ考えかな。シャモくんはクリオネくんとカラスくんの会話の内容を聞いているわけではないよね?
なら、クリオネくんが先に罠を仕掛けておいて、カラスくんが罠に掛かったっていう風に聞こえたよ。」
「でも、話を聞いている限りだと、カラスさんが罠を仕掛けても、クリオネちゃんが罠を仕掛けても、どっちにしろカラスさんが黒っぽく感じるな、とは思ったよ。」
「・・・?それはさ、自分はクリオネの方が黒に見えたけど。」
「多分そこで争ってもしょうがない。取り敢えず、先に役職coさせときたいんだけど。」
「さすが「せっかち」。」
「違うよ、「俊敏」。」
「じゃ、占いから出てほしいかな~。」
「豆の字に賛成。」
「じゃ、占いカミングアウトする人手ぇ挙げて!」
ヒョウの合図で、おれと、カリュウが手を挙げた。
「カリュウも手を挙げるのか。」
「それはこっちのセリフ。」
「ま、とりあえずcoを優先しましょう。霊媒師は誰ですか?」
「その前に、一つ言いたいことがある。」
シャモの声にかぶさるようにハヤトが声を挙げた。
「どうぞ、言いたいことって何ですか?」
「カイリュウとクジャクさん。この二人が人狼と狂信者だ。」
ハヤトの一言で、会議全体が混乱の中に陥った。