俺の名前は小峠華太
ずっと天井を見つめているアラサーの極道だ
おやっさんが死んで組が無くなったが天羽のおやっさんが俺の事を組に誘ってくれた
一昨日位までは敵だったのにあんなに優しく接してくれる人は他にいない
俺は天羽のおやっさんに着いて行くことにした
氷室)そろそろ退院してもいいぞ
華太)そうか…2週間ありがとな
氷室)怪我をしたらまた何時でも来てくれ
さてどうやって天羽組まで行こうか
天羽のおやっさんに場所は一応聞かされたがあまり覚えていない
地図に乗ってる訳でもないし…
氷室に聞いておけばよかったな…
戻る訳には行かないしな…
うろ覚えだがある程度進んでみようか…
華太)あ…あれ?ここ何処だよ…
本当にここ空龍街か?
??)そこのお兄さんなんかありましたか?
華太)行きたい所があるんですが何処か分からなくて…
??)何処に行きたいんすか?
華太)天羽組と言う所なんだが
??)あんた天羽組に何しに行くんすか?
華太)来いと言われたから…行くんですよ
??)そうですか…地図で言うと天羽組は此処っすね
華太)ありがとう名前だけでも聞いていいですか?
??)名前?俺の名前は
久我)久我虎徹だ
華太)久我虎徹って京極組の久我虎徹か?
久我)あんたは確か嶋本組の小峠華太か
華太)嗚呼、助けてくれてありがとな連絡先交換してもいいか?
久我)まあいいっすよ
華太)ありがとなまた何かあったら連絡させて貰う
久我)わかりました!さようなら
久我虎徹ね
華太)フゥ…やっと着いた…誰か居ないのか?
誰も人が居ないと思ったらあそこに金髪のリーゼントの男がいるじゃないか少し迷惑だが呼ぶとしよう
華太)そこの金髪のリーゼント男の人
金髪)俺ですか?
華太)天羽桂司って人を呼んではくれないだろうか
金髪)おやっさんになんか用なんですか?
華太)呼ばれたから来たんだが誰も居なくて中に通して貰うことはできないだろうか
金髪)それは難しいですね…
華太)あ…えっと…
??)あっ!お久しぶりですね!
華太)………君は
??)もう忘れたんですか?
華太)えーと確か…
速水)速水泰輝ですよ!分かりますか?
華太)思いだした
速水)なんか用があって来たんですか?
華太)少し天羽のおやっさんに用があって
速水)じゃあ案内しますよ
華太)ありがとう
金髪)おい!勝手に案内していいのか?
速水)大丈夫だよ飯豊君!
華太)この男は飯豊と言うのか
飯豊)なんか文句あるのかよ
華太)いや何も無い
速水)行きましょう!
広い屋敷だな…うちの屋敷とは大違いだ
速水)おやっさん!失礼します!
天羽)何の用だ?
速水)小峠華太を連れて参りました
天羽)むぅ!そうか!中に入れてやれ
華太)し…失礼します
天羽)そんな固くならんでええ
華太)あ…はい
天羽)組に入ると言う件で考えて来てくれたか?
華太)はい
天羽)どうするんだ?
華太)俺は…天羽組に入って男を磨きたいです!
天羽)そうか!そうか!
華太)俺のような下っ端を天羽組に誘ってくれた事をとても感謝いたします
一生着いて行かせてもらいます
天羽)しかし小峠…お前は少し複雑な組の入り方をする
華太)そうなんですか?
天羽)お主は今日から入ってもらうが先程案内してくれた男速水泰輝、飯豊朔太郎他諸々に兄貴として慕ってもらう
華太)そ…そんな…何故なんですか?
天羽)あんたの方が極道歴は長いだろう
華太)そうですが…どうなったらそうなるのかが分かりません
天羽)深い事は気にするな!これからよろしくな
華太)は…はい!よろしくお願いします
1回区切るよ
コメント
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めちゃ好きなやつや