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こんにちは。もらるです。
今僕は他校のヤンキーズと睨み合ってます。
なぜこんな状況なったかというと約2時間前…
―――僕は最近ではいつもどおりになったころとの登校中に、事件は起きた。
僕の通っている桜校のヤンキーの人と他校の派手派手しい金髪ヤンキーが出店パン屋の前で口論していた。
桜校ヤン「あ”あ”?俺が先に取ってただろうが💢」
他校ヤン「この焼きそばパン俺のだろうが!バカか?!💢」
桜校ヤン「やんのか、あ”あ”?💢」
他校ヤン「やろうじゃねえの?💢」
いかにも喧嘩しそうで通り過ぎるのも気が引けたため、止めに行った。
もらる「ちょっと、お二人さん。店前で喧嘩は駄目ですよ?」
桜校ヤン「も、もらるさん…す、すみません…」
もらる「…あなたも、喧嘩は良くないですよ?」
他校ヤン「う、うるせえ!殴んぞ!!」
もらる「ふむ。それで気が済むなら…どうぞ?」
他校ヤン「………は?」
もらるはそう言ってロクな構えもせずに他校のヤンキーの前に立った。対するヤンキーは想定外の答えに戸惑っていた。
もらる「……こないなら、こっちから行きます……よっ!」
言い終えた瞬間にもらるの足が真上に向かって動く。その足は寸分の狂いなくヤンキーの顎に命中していた。その瞬間にヤンキーは一言も喋れずに気絶していた。
もらる「……あり?やりすぎちゃった?💦」
桜校ヤン「……いや、おそらく気絶してるだけかと…」
もらる「そっか…んじゃまあ大丈夫か!」
桜校ヤン「…助けていただき、ありがとうございます…」
もらる「そんな大層なことしてないよ。喧嘩はぜっったい駄目だからね?(圧)」
桜校ヤン「は……はい…」
もらる「じゃ、ころ行こっか!」
ころね「う、うん…」
他校ヤン「・・・」
2時限目が終わった後の休憩時間の時、朝助けたヤンキーの人がバテながら教室に来た。
ヤンキー「もらるさん💦大変です!💦」
もらる「あなたは今朝の…どうしたんですか?」
ヤンキー「朝喧嘩しかけたやつの高校の奴らが乗り込んできたんです!!💦どうやら、もらるさんが目的らしくて…」
もらる「なっ……はあ…何人?」
ヤンキー「……50人です…さすがのもらるさんも…」
もらる「…分かりました。ちょっと暴れるか…情報ありがとうございます。あなたはここにいてください。」
ヤンキー「お、俺も行きます!」
もらる「あなたが怪我したら大変です。大人しくここにいてください。」
そう言って何も持たずにグラウンドに向かった。
―――そして、現在に至る。
ヤンリーダー「お前うちんとこに手ぇ出したんだってなあ?」
もらる「…言葉で何を言おうが聞かなかったそっちが悪いですよ。」
ヤンリーダー「へっ…気の強え奴は嫌いじゃねえがお前はうちに手、出したからなぁ…少し痛いめ見てもらおうか?」
もらる「”たかが”50人で勝てるんですか?」
ヤンリーダー「……は?」
もらる「だから50人で勝てるんですか?……ああ、そっか。目の色を変えてたらわからないですよね?」
ヤンリーダー「は……?」
もらる「現パン屋自然の家店主。”沈黙の獅子”…だったっけ?戌神もらると申します。」
ヤンキー達「ち、沈黙の獅子!!??」
………どうやら沈黙の獅子、と言う名前(もの凄くダサい二言名だけど…)はあっていたようだ。明らかにヤンキーズが動揺してる。
もらる「どうするんですか?やります?」
ヤンリーダー「た、多勢に無勢!行くぞお前ら!!」
ヤンキー達「おおーーーー!!」
リーダーと思われる人を中心に突撃してきた。
もらる「…はあ…スキル”時ノ追憶者”」
僕のスキル”時ノ追憶者”は他の時間軸…つまり、イフ世界の自分の能力を使えるスキル。ただ、使える時間軸には人によって異なるらしい。僕の場合は…ゲームやアニメの時間軸の能力が使える…っぽい。
その時、もらるのどこかで誰かの声がした。
『……世界軸ナンバー9、固有名”SCP財団”SCP-076アベルのスキルの解析が完了しました。』
新スキル取得の合図と同時にもらるの気配が変わり、右目の色が殺意を象徴するような赤色になった。
もらる「…忠告、しましたからね」
もらる「SCP-067”アベル”!!」
スキル発動と同時に漆黒の大剣が出現し、筋力が急激に向上する。大剣をしっかり握ったと同時に、地上から10メートルほど上に跳躍し、ヤンキーズの中心に着地する。
もらる「……さて、後何人かな……ってもう終わりか。」
どうやら、着地した時の衝撃波で全員気絶したらしい。それを確認してスキルを解除する。スキルの影響で変わっていた左目の色も、もとの黒色に戻っていた。
もらる「…挑戦して来たくせにちょっと弱すぎる、、、」
春樹「いつも言うけど、相手は能力者じゃねえからそりゃそうだろ!つーか何があった?!」
もらる「ん?相手から仕掛けてきたからのばしただけ!」
もらるがそう言うと春樹は「やっちまった」と言わんばかりの顔をして右の手のひらを顔に当てた。
春樹「いつものやつですか…」
もらる「そゆこと。」
春樹「……教室帰ろうぜ」
もらる「うん。後はヒサ兄がやってくれるでしょ」
僕らは気絶したヤンキーズを残して教室へと帰った。