で、デスゲーム〜〜〜〜〜?????
いやいや、デスゲームとは聞いてませんが!
保護してくれるしか聞いてないのだが!!
ってか!!
私の親友、ののかちゃんがいるんですけど!!
「あ、澪璃ちゃ〜ん!」
私に気づいたののかちゃんは、
「どうしてここに?」
って訪ねてきた。
いやいや!!
貴方こそここで何を?
「私は〜。いつか呪われるから保護してあげるっていう手紙をもらったよ〜。」
私は、こう答えたんだけど・・・。
「え!?全く同じじゃん!」
「誰と?」
「自分とだよっ!」
ちょ〜っと、ののかちゃんは説明が足りない。
「ってか、デスゲームって・・・」
?「はーい、私はこのデスゲームの開催者、そしてゲームマスターにも当たる人物です。」
ん・・・・
なんか、この声・・・
どこかで聞いた気が・・・
「ねぇ、ののかちゃん。なんかこの声、どこかで聞いた気がしない?」
「そうだよね。なんか、暗い雰囲気な人でも、声はイケボなんだけど・・・」
「ってか、私メイクポーチ忘れた!!!家帰って取りに帰るっていうのは流石に無理かなぁ。」
「ってか私!秀くんのベストアルバム忘れた!!暇なときに読みたいのにぃ!」
ゲームマスター「そこの女子。静かにしろ!!」
やっぱ・・・
誰かに似てる・・・?
家のクラスの人物かな?それとも、学校の人物?
なんか、テレビでも聞いたことが・・・
聞き慣れてるんだよね、この声。
聞き慣れてて、テレビに出てるといえば・・・
秀・・・?
秀、秀だ!!
この声、秀だよ!!
どうして、聞き慣れてるかというと、秀と私は、幼馴染だから!!
私は、モデルとして活躍してて・・・。
秀とそのとき知り合って、家も近いから小さい頃よく遊んでたんだけど・・・
最近は、仲良くないかな・・・?
「ののかちゃん。秀に声が似てる気がする。」
「え!?あのスーパーアイドルで、スーパーモテモテで私の推し!?」
「うん。」
ゲームマスター「だ〜か〜ら〜!!!!そこの女子、さっきからうるせぇんだよ!!静かにしろ!!!説明ができねぇだろ!!」
「「はぁい。」」
ゲームマスター「では、静かになったところで、説明をする。私の性別がもうバレてしまった気がするが・・・まぁ、いい。第1試合は、綱引き。くじでチームを決めて、綱引きをする。負けて方は・・・牢獄行きだ。」
ひぃ・・・
もし、ののかちゃんとチームが離れちゃったら、どっちかが牢獄に行っちゃうってこと?
くじで決まったチームは・・・
赤 白
ののか ?
澪璃 ?
? ?
? ?
〃 〃
ふぅ〜。
同じチームで良かったぁ。
ゲームマスター「では、綱引きを始める。」
始まった、
最初の綱引き__________!