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小川くんside


練習後体育館の片隅で

藍…いい加減俺の気持ちに気づけよ。

俺は目の前にいる藍にそう言いたかったけどグッと堪えて近づいた


「藍どうしたの?」


平然を装いそう聞く


「小川さん…っ」


俺の事を呼び俺の方を見た藍の顔は涙と鼻水で ぐしゃぐしゃになっていた。


「わ、藍本当にどうした?ほら、ハンカチ。」


俺は思わずハンカチを渡した。


「ありがとうっ…ございますっ…」


「ん、別に?それで何があったの?」


俺はそう聞いた。強い怒りを抑えながら


「実は…っ…祐希さんに…っ…突然別れてっ…欲しいって…言われて…っ」


「は?何それ?」


俺は話を聞き露骨に怒りを露わにしてしまった


「と、智さん…?」


「あ、ごめん…にしても祐希さん急に

どうしたんだろうね?」


「分かりません…。」


「でも、昨日まで…あんなに俺を…

愛していてくれたのに…」


「そっか、ま、とにかく、

気分転換に飲まない?」


「え…?」


「飲めば少しは気分も楽になるんじゃないかな?って思ったんだけど、どう?」


俺はそう提案してみる。すると


「はい、飲みたいです!」


「ん、じゃあ今日は特別におごりね?」


「はい!」


そして藍と話終わると一緒に

体育館を出た。


するとそんな後ろ姿を見ていた人がいる


「やっぱり…智の気持ちは…ずっと…

藍に向いてたんだね…」

執着という毒に犯されて

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