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突然だが、皆さんは同性を好きなったことはあるか?
俺はある。
1度だけだがな
もうその人の事は嫌いだ。
嫌いなはず…だ
なのになんでだろうな君のことを考えると胸が熱くなるのは
「ここが上條学園…城かよ」(かみじょうがくえん)
2メートル以上ある門の前でそう呟くのは俺、一条 史悠(いちじょう しゆう)
今日からこの学園に転校してした転校生だ。
校長先生によると副会長が迎えに来てくれるって言ってたな…
30分後…
「遅い」
どんだけ待ってると思ってんだよ…
それでも生徒会副会長か?
「チッ」
あーイライラしてきた
ギィィ
「ん?」
なんか扉空いた
あ、副会長らしき人が息を切らしながら立ってる
「遅れてしまいすみません…」
と申し訳なさそうに言う
「随分急いだんですね。お疲れ様です」
「会長が急に言うもので…私は生徒会副会長の澤上 未央(さわかみ みお)と言います。よろしくお願いしますね」
ニコッと効果音が着くような貼り付けた笑みを浮かべ、自己紹介をする副会長。
外見は艶がある真っ黒な髪に深海のような青い瞳。
まさにThe 美人って感じだ。
第一印象は真面目、でも優しい先輩。
それにしても作り笑いが下手な先輩だなぁ、、、
「よろしくお願いします。俺は一条 史悠です」
「一条君、理事長室にご案内します。着いてきてください」
「分かりました」
校長室じゃないんだ…ま、いっか