雨の日 は ほんと おちつかない 。
今日は 満月だって 言うのに …
2024/10/17 ─────
渡 / おはよ 〜〜
佐 / あ …… おはよ 、 翔太 … !
深 / おはよ … ( にこ
渡 / え 、 なんか 元気なくない ?
ラ / ねえ 、 この前さ 、 しょうt
目 / 言うな … ラウール 。
向 / ほ 、 ほな 、 あ 、 明るい話でも しよか !
岩 / だな …
宮 / ……
なんだ … この空気は ……
👧🏻 / がっかりだよ … 私 、
👧🏻 / ほんと … まさか 翔太くんが ……
渡 / … ??
一体 俺が 何したって …
阿 / 皆さん 席に着いてください 〜〜
目 / … 先生 ……
向 / …… うげ 、
岩 / うげとか 言うなよ 、
阿 / … ?
なんだ … 阿部先生のことも 嫌ってる … ??
…… まさか 、 いや 、 まさかな 、
バレるわけない 、 俺らの 秘密が 、
授業中 、
阿 / そういえば 、 今日は 満月ですね
渡 / ……
いつもなら 、 みんな この言葉に 喜んでたりするのに …
なんか 、 嫌な予感 ……
終礼
阿 / では 、 以上で 終礼を 終わります
宮 / 先生 、 ひとついいですか
阿 / ? なんでしょう ?
宮 / これは 、 一体 どういうつもり なんでしょうか 。
涼太が 、 先生に スマホを 見せると 、
動画を 再生した 。
音声は ないらしく 、 ただ 、 無音の状態の 動画を みせられている
阿 / ……
岩 / これは どういうつもりか 、
岩 / 先生が 話してください
阿 / ……
深 / 黙るな !
深 / 先生のせいで 学級崩壊 するんたぞ !
渡 / え 、 ちょ 、 みんな …
佐 / もちろん 翔太も 、 話してね ?
そして 、 さくまは スマホを 取り出し 、
俺にも 同じ動画を みせた 。
それは 、 俺と 先生が きすしている 動画
場所は 数学研究室 … つまりは 先月の 時だ
宮 / ずっと おかしいと 思ってた
宮 / 毎月 1回は 放課後 遊べない日が あって 、
宮 / その日に 共通してるのは 満月の日
宮 / そして 先生の口癖 も 、 目が合っている時は 必ず しょーた 。
宮 / で 、 先月 満月の日の 放課後に 翔太を 追いかけたら これだよ
向 / よっ ! 舘さん 名推理 !!
渡 / ……
あの頃に 戻りたいと 思ってしまった 。
先生と 俺が出会った 、 あの夜に 。
俺は 、 しにたかった 。
何も無い 普通の 生活が嫌で 。
だから 、 屋上に いこうとした
そこでなら 、 景色がいい中 1人 安からに
眠れるだろうなって 。
でも 、 先客がいた
それが 、 先生だった
渡 / 先生っ 、 !? なんで しんだりなんか するの !?!
阿 / それは 君もじゃないですか
渡 / 先生は まだ 生きる価値が あるじゃん !
渡 / なのに なんで …
阿 / いいですか ? こんな大人でも しにたいって思う時は 山ほど あるんです
阿 / 逆に … こんな 未来ある子が なんで しにたいなんて 思うんですか ?
渡 / そりゃあ … 人生に つまんなくなったからです 。
渡 / もっと 恋とか … 隠し事とか … なんか 楽しいこと !!
渡 / 俺 生きてるなあ … って 実感出来ること ! したいんです !!
阿 / おお 、 奇遇だ 。
阿 / 俺も 同じですよ
渡 / えー 、 でも 先生は クラスに 馴染めてるじゃないですか !
阿 / いーや 、 意外と 疲れたり するんだよ ? 教師って 、
渡 / へえ … 大人も 大変ですね 、
渡 / でも 俺は しなせてもらいます 、
渡 / 先生 、 短い間でしたが 話してくれて ありがとうございました
俺が 屋上の 端に いこうとしたとき 、
先生は 、 俺の手を掴んだ
阿 / まって !
阿 / 俺に いい提案があります
渡 / 提案 ??
阿 / 俺らは … 秘密の関係に なるんです
阿 / 俺ら 2人だけの 、 内緒の関係 …
渡 / 例えば ??
阿 / それは … その 。
阿 / きす … とか 、 大人の こととか ……
( もじもじ 、
渡 / なんで 先生が もじもじしてんの 笑
阿 / 先生だって 恥ずかしいものは 恥ずかしいんです !!
渡 / まあ … 試してみます ?
渡 / 俺と 、 その 、 秘密の関係 ? みたいなの … ??
阿 / ほう 、 君も そういうの 好きなんだねぇ
渡 / はっ !? いや 違うし !!!
阿 / えろほん とか 見たりしてるんじゃないのー 高校生
( にやにや 、
渡 / みてない !! みてるのは ラウールと さくまだけ !!!
阿 / なるほどなるほど …
阿 / まあでも … やるしかないよね
そういって 、 彼は 俺の頬に 触れ 、
渡 / ま 、 まって … 本気で ??
阿 / 力を 抜いて 、 リラックスですよ 、
そして 、 俺を 優しく抱きしめ 、
きすを 交わした 。
それが 、 俺の ファーストキスであり 、
この 秘密の関係が 、 俺らの 生きる理由と なった 。
だが 、 もう遅い 。
バレてしまったのだから 、 俺らの 秘密が
宮 / 最悪だよ … 俺も 、 みんなも 、
そしてこのクラスは 、 暫く 沈黙が 続いた 。
教室は 、 ただ 雨の降る音が 聞こえるだけだった ────
コメント
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4ぬシーンがめちゃくちゃ💙らしくて少し笑っちゃいました 、 やっぱり天才だな って思い知らされました っ … まさかそーゆー理由で ! と吃驚しました っ 、