「おはよ、ぶるっく」
彼は優しく微笑んだ
「おはよ!きんさん!」
「ぶるっくっていつも元気だよねw」
彼はクスクス笑っている
「あのね、きんさん」
「うん」
「僕ね、きんさんの笑顔が大好き」
「声も瞳も全部全部大好きだからさ」
「約束して、僕の側にずっと居るって…」
「ぶるーく…」
「もちろんだよ、ぶるーく」
「絶対約束だから」
「絶対に僕の側に居てね…」
「うん」
翌日、彼は病室のベットで息をひきとっていた。
「う、そだよね…」
「きんさん、」
「ねぇ、目を開いてよ…」
「お願いだ、から…」
「ねぇ…!!!」
涙が沢山溢れてくる
我慢しても次々と溢れてくる
「うぅ…」
ずっと僕の側に居るって約束したじゃんか。
1年前の記憶が何で今日思い出したんだろ…
あっ、、、、、
そっか、
きんときが亡くなって1年も経ったからか
だから僕は、きんときに会いにいく為に
目を瞑っているんだ。
もうすぐきんときが居るトコロに僕も行くから
待っててねきんとき。
「分かってるよ、ぶるーく。」
END
コメント
8件
めっちゃ好き… バドエンだけどなんかほのぼのって言うか優しい雰囲気あってすごい好き!
ブラック系書けんの羨ま( ˙꒳˙ ) それに上手いとか←
神っぽいなそれ☆