テラーノベル
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どうも主です…これは自分自身がクロミの擬人化(男ver)ってメロくない?と思って書いたものです。クロミファンにとっては解釈が少し違うところもあるかもしれませんがどうか最後までお付き合いください…
私に名前は朱莉(あかり)。
これはクロミを擬人化したような、生意気でちょっとトゲのある関西弁のイケメン幼なじみ…「黒瀬(くろせ)」との物語。
第一章:意地悪なアイツと、雨上がりの嘘
「なんや、またそんな湿気たツラして。お前、ほんまに俺がおらんと何もできへんなぁ、朱莉」
放課後の教室。朱莉の机の端に腰掛け、ニヤニヤと見下ろしてくるのは黒瀬だった。
黒いパーカーのフードを被り、耳にはシルバーのピアス。サンリオのクロミを彷彿とさせる、小悪魔的な整った顔立ち。けれど口を開けば、出てくるのは憎まれ口ばかりだ。
「……別に、黒瀬には関係ないでしょ。ただちょっと、忘れ物しただけ」
「へぇー、忘れ物な。数学のワーク? それとも、俺への愛着?」
「バカ言わないで!」
朱莉が顔を赤くして言い返すと、黒瀬は「ひゃはは!」と意地悪そうに笑って、彼女の頭を乱暴に撫で回した。
「嘘やって。ほら、これ探してたんやろ」
彼がポケットから放り投げたのは、朱莉が失くしたと思っていたお気に入りのペンだった。
「あ、あった! どこで……?」
「ゴミ箱の横に落ちてたで。お前がドジやから、俺がわざわざ拾ってやったんや。感謝しろよ?」
「ありがとう」と素直に言おうとした朱莉の言葉を遮るように、彼はぐいっと顔を近づけてきた。至近距離で見つめるその瞳は、いつもより少しだけ熱を帯びているように見える。
「……なぁ、朱莉。お前、明日空いてる?」
「え、空いてるけど。何?」
「……しゃあなしやぞ。お前が一人で暇死にしたら可哀想やから、遊びに連れてったるわ。映画でも、買い物でも、お前の好きなとこ連れてったる」
ぶっきらぼうに視線を逸らす黒瀬。その耳の端はほんのりと赤くなっていた。
「それって……デート?」
「アホ! 誰がそんなこと言うたんや。……まあ、お前がどうしてもって言うんなら、デートにしてやらんこともないけどな」
彼はニヤリと、またいつもの生意気な笑みを浮かべた。
「遅れんなよ。お前を待たせんのは俺の特権やけど、俺を待たせんのは許さへんからな」
今回の黒瀬のキャラポイント
ビジュアル: 黒を基調としたファッション、少しつり上がった瞳、八重歯が見えるニヒルな笑み。
性格: 口は悪いが、実は朱莉のことを誰よりも見ていて、フォローが早い(ツンデレ気味)。
関係性: 幼なじみゆえに、素直になれない「生意気な弟分」のような「頼れる悪友」のような絶妙な距離感。
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