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〖エリート〗
【貴方はエリートなんだから頑張りなさい!!】
俺はずっとエリートと言われて育ってきた
産まれ持った才能やってさ
才能なんかないんにほんとダサい
あーぁ。死にたいな
ガラガラガラッ
青「ないこッ”!!」
桃「……」
医「今、ないこさんは非常に危険な状態です」
青「……ッ」
医「最低でも目覚めるのには1年程かかるでしょう」
青「そんなッ”…」
医「それではッ…」
ガラガラッバタンッ
青「ッ”…」
守れへんかったッ…
あ、面談時間過ぎてまう……
青「ないこッまたなッ」
俺は病室を後にした
青「おはようございま〜す」
上「おー猫宮君では無いか!!」
「じゃあ」
ドサッ(資料)
上「お願いするわッ!!エリートの猫宮君ならできるよね〜」
青「ぁ…はいッ…」
どうして受け入れてしまうのだろう
同「猫宮〜w!!これもお願いなッw!!」
ドサッ
同「俺ら飲みいってくるわッw!!って事で猫宮に全部仕事任せてや〜w!!」
数分後
同「って事で1年位よろしくなぁ〜w!!」
ガチャッバタンッ
カラスが鳴く頃
俺のタイピング音しか聞こえていなかった
この会社は社員が多い
1人100枚あったと考えると
12020枚…
終わるかな…
まぁええか
エリートやし…
カタカタカタッ
数週間後
青「ふぅッ”…げほッ”…」
風邪ひいてもうたんかもッ
スマホの充電もあるわけない
まだ目の前には資料とパソコンだけ
青「頑張らへんとッ”…」
ゴクゴクッ(エナジードリンク飲む
青「ふぅッ”…」
ないこに合わんといけんのにッ
カタカタカタッ
ガタッバタッ
青「……?」
痛く……ないけどッ何が起こったん
倒れたんかな
とりあえず椅子に座らんと
スクッフラッ
ポタッ(血
まぁえっか
カタカタカタッ
そろそろ寝ぇへんとな(AM2時
青「……」
2時間後
青「……」パチッ
起きひんと…
青「ん〜…」
カタカタカタッ
朝ごはんなんかエナジードリンクで十分
カタカタカタッ
まだまだやな…
青「……」
「死にたいな……」
6ヶ月後
青「ごほッ”…」
ビチャッ
血ッ……?
まぁ…どうでもええけど…
6ヶ月経っても上司達は帰ってこなかった
本当に1年放置するつもりだ
青「今日ミーティング……」
行かへんと
メイクしたら大丈夫か…
今回の会社はVOISING…
聞いた事あるな
元気に笑顔で振る舞うそれがエリートだから
ガチャッ
スタスタスタッ
青「すみませーんッ遅れました〜…」
桃「……!?」
ストンッ
ス「とりあえず、自己紹介をしましょうか」
桃「あのッ…えっとVOISING代表取締役の乾 無人と申します…」
青「……○○会社代表取締役の猫宮 威風と申します…」
桃「ッ”……」
やっぱりまろだ
マスクを付けていて分からなかったッ
青「それでは_______」
後で聞いてみよう
数時間後
ス「これで終わります」
ペコッ
桃「すこし2人にさせてくれない?」
ス「はいわかりました」
ガチャッバタンッ
青「どうしたんですか?」
桃「いれいす所属のいふだよね?」
青「いれいすって無人さんがリーダーをしている所ですよね」
「恐らく人違いですね…俺がそんなに大きいグループに入る資格などございません」
桃「そうでしたかッ…wすみませんッ…」
青「それではッありがとうございましたッ」
ガチャッバタンッ
桃「……」
おかしい
記憶が無い……?
確かに6ヶ月くらい触れなかったら忘れるよな
桃「……」
まろ…なんでッ…
青「……」
ストンッ
カタカタカタッ
頑張らんとッ
青「……」
数時間後
青「もう19時か…」
ゴクゴクッ”
ご飯食ったら吐いてまうかな…
もう……分からへんや…
1年経過___。
青「うッ”…はぁッ”…」
やっと終わったッ
でも
体が悲鳴をあげている
そりゃそうだ…殆ど何も食べていないから
風呂はこの会社にあるし歯磨きもできたからええけどとりあえず缶片付けなきゃな…
数分後
同「帰ってきたぞ〜ッw!!」
青「ぁ…おかえりなさいッ…」
同「お前本当に終わらせ____だなッw!!」
青「おんッ…まぁなッ」
段々声が聞こえなくなるッ
同「お前エリ____だ___」
青「……!?」
「ぁ……」
ガタッ”
バタッ
青「うッ”…げほッ”げほッ”…」(吐血
「かひゅッ”…げほッ”…」
同「うわ汚ねぇッw!!」
青「……」
カクッ
同2「救急車読んだ方が___」
同「別にええやろッ!!って事で猫宮が今年の分も終わらせたから帰っていいよ!!」
数時間後
パチッ
青「……?」
あ、俺倒れたんやっけ
立てないやッ…
ガチャッ
桃「まろッ…!!」
黒「大丈夫かッ!?」
青「だ……れッ…でしょ…ぅかッ…?」
水「と、とりあえず救急車!!話しはそれから!!」
なんだろう
どこかで会った気がする
思い出せ……
〖東京ドーム行くぞー!!〗
〖おーッ〗
〖武道館いったから今度は東京ドームも成功させるで!!〗
〖そうやなッ〗
青「ほ…けッ…?」
水「えッ……?」
青「りぃらッ…?」
赤「……!?」
青「あぃきッ…?」
黒「ま……ろッ?」
青「しょにぃ……?」
白「まろちゃんッ…?」
青「なぁこッ……」ニコッ
カクッ
桃「まろッ!!」
水「すぐに着くって!!」
俺はそこで意識を手放した
青「ん……」
桃「大丈夫ッ!?」
青「ぁ…おん…お蔭さまでな…」
スッ…(座る)
桃「ッ”…!!」ポロッギュッ
青「ぉわッ…」
桃「良かったッ”…良かったぁッ”…!!」ポロポロ
青「ごめんなッ心配させて」ニコッ
桃「なんでッ…”なんでッ”まろは泣かないのッ…」
「りうらやほとけっちッしょーちゃんが戻ってきた時もなんで泣かなかったのッ”」
青「エリートやもんッ…エリートはッえがおでおらんとッ…エリートが泣いてるとこは見せたらあかんッ…やから____」
ギュウゥッ
青「ない……こッ…?」
桃「俺がいるから大丈夫ッ”…ずびっ”…」
「泣いてもいいよッ”…同じ人間なんだからッ」
青「……!!」ポロッ
「ッ”…うぁ”あ”ぁ”あ”んッ”!!」ポロポロ
「俺ッ”…みんなと同じなんッ”…?」ポロポロ
桃「……!!そうだって言ってるやんッ!!」ニコッポロッ
青「ないこぉッ”…俺ッ”……辛かったぁッ”…」ポロポロ
桃「まろは頑張ったよッッ…」ポロポロ
青「ありがとう……」ニコッカクッ
桃「お疲れ様ッまろ…」
?「……」
ザクッシュー
”______”なんになんも出来んかった
こんな俺生きててえんかな
あーぁ死にたいな
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
あと一人…頑張ります!!
コメント
4件
続きお待ちしてます!!!!!
あと🦁だけ!?頑張ってー!!!! あの同僚たちは私が潰す