こんにちは
くくるです
とても眠いよ
朝なのにね
⚠️注意⚠️
🇷🇺🇧🇾
🇧🇾病み気
ベラルーシ視点
「ベラ……!」
声が聞こえた。
間違いなく、兄さんの声だ
まだ目、見えないから確信はないんだけど
たくさん一緒に居たんだから、間違えるはずない
このまま、聞こえない振りをすれば
楽なのかな
多分、もう痛くないんだろうな
分かってた、分かってたけど
「兄さん……?」
応えてしまった。
身体をよじって、ウククの腕から抜け出す
ドテッという音と共に、身体に少しの衝撃が走った。
声のした方に、ゆっくり歩いていく
こっちであってるよね……?
間違えてたら、どうしよう
また、怒られちゃうかな
「ダメだよ、ベラ」
……
違うよ、ウクク
ダメなのは僕なんだ
こんなに痛いのに
こんなに苦しいのに
僕は兄さんを嫌いになれない
頑張って歩いていると、トスッと何かに当たった
すぐに兄さんだとわかった
兄さんは、ぎゅって……優しく抱きしめてくれた
「……ごめんなさい」
僕は、兄さんに依存している
優しかった、兄さんが忘れられなくて
ウククにも迷惑かけて
兄さんにも辛い思いをさせて
自分勝手な、悪い子
自分を大切にできない、悪い子
自分なんて、初めから居なかったみたいに
死ぬんじゃなくて、消えてしまえたらいいのに
「……」
少し、眠くなってきたな……
兄さんとアメリカさんがずっと口喧嘩してる声がする
あぁ
こんなに賑やかなのも、いつぶりだろうか
_______________
ロシア視点
「……ベラ?」
アメカスと口論していて気付かなかったが、いつの間にか、俺の腕の中でベラは夢の世界へ入っていた。
すぅ、すぅ、と小さな寝息を立てて、なんだか安らかな表情をしている。
……なんだか、見覚えがあるような
そう思ってると、アメカスが口を開いた
「……はぁ。こんなにコイツに懐いてんじゃ、無理に引き剥がす訳にも行かねーよ……」
「で、でも!アメリカさん……!」
「落ち着けウクライナ。」
「……ッ!」
……
「ウクク、いつ帰ってくるんだ?」
「……は、ぁ?」
呆れにも似たトーンで、ウククは聞き返した。
「何言ってんの……もう二度と帰ってこないよ、こんなところ」
「……ベラが、ウククいつ帰ってくるかなぁって言ってたから」
「…」
「な、なぁ、ウクク……少し、だけ話し合わないか?いきなりすぎて、まだ整理ついてないっていうか……俺も、ベラも。」
「……ベラとなら、話してもいい」
「……分かった」
暫しの沈黙が流れる
俺はベラの頭をそっと撫でた。
すると、ベラは無意識のうちに俺の手へ頭を擦り付ける。
もっと撫でろ、ということか
その通り撫でてやると、満足気に笑みをこぼす。
笑った
久しぶりに、ベラの笑顔を見た
いつもは、笑ってもつくり笑顔だったし
___今までは、これが当たり前だった気がする
あぁ、そうだ
この既視感は
まだ
父さんが生きていた頃の______
コメント
4件
べ、べべ、ベラちゃん!可愛いし切ないし可愛いしで朝から込み上げてくるものが、、ァア!泣きそう 、、、アメさんウクク優しいんですよね!!ベラちゃんの事を第一に考えてますし!!、仲直りしてほしいですよ!!!!今のロッシアさんは心を少し揺さぶっただけで崩れそうなくらいヤバいですもん。後なんだベラちゃん!可愛いかよ!!!いやもう、ロシアに依存してるって気付いてて、、、ぁぁ゙私に語彙力を!可愛いかったです!
んぁぁぁぁ<壁に吹っ飛ぶ> ベラちゃん!!<語彙力の低下> 可愛い!!あ〜溶けるんじゃ〜