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目の前に俺よりか背が高い男が居る
さっきまで狼がいたのに
今は緑のパーカーを着た男が俺の目の前にいる
ロボロ視点
「お前誰や」
???「俺はゾムって言いうん」
ゾム「よろしく?」
ゾム「さっきのスープ美味しかった」
なんやコイツ突然現れて
……?さっきスープって言ったな
「もしや…さっきの狼か?」
ゾム「そうそう!」
「さっきの狼が人型になってる」
「お前獣人タイプの精霊か?」
ゾム「ビクッ」
「嫌なら言わんでも良かよ」
ゾム「な、名前は何」
「あっごめん」
「俺ロボロ本名がロロなんやけど」
「みんなからロボロって言われてる」
ゾム「ロボロさん?」
「さん付けはやめてくれ」
ゾム「えっとロボロ?」
「何?*ˊᵕˋ*」
ゾム「ドキッ」
「?どうしたゾム」
ゾム「なんでもない」
「そうか 」
ゾム「えっと怪我治してくれてありがとう」
「どういたしまして」
ゾム「ショッピは…」
「猫の方ショッピって言うん?」
ゾム「うんそうだよ」
「仲良いなぁって思って」
ゾム「そりゃ俺の自慢の弟だもん(◦`꒳´◦)」
「クスクスそうか良い弟を持ったな」
ゾム「うん」
「俺そういえば兄弟のような人がおったなぁ 」
ゾム「誰の事?」
「ごめんこっちの話」
「そういえばショッピの怪我も治しといたで」
ゾム「ありがとうロボロ」
ゾム「……」
?どうしたんや動かへん
考え事かな
ゾム「ロボロ!!」
「ハイ!」
ゾム「ロボロって何者なん…」
「!」
そこに気づくかぁ
不覚だった
「俺か?ただのエルフだよ」
ゾム「嘘だ!だってロボロアイリス様と親しかった」
「見とったんか!」
ゾム「やっぱり!」
ゾム「どんな関係なんだよ」
関係って言ってもな……
「うーんとなんて言えばいいかな」
「簡単に…言うと……うーん」
「!」
「俺は大精霊の主である事かな」
「だから親しいんだよ」
これで合ってるかな(*´﹏`)
ゾム「……」
「ゾ、ゾム」
ゾム「凄いロボロって凄いや」
「へ?」
ゾム「大精霊の主だなんてめっちゃ凄いよ」
ゾム「憧れる✨✨」
そんな目で……見ないでくれ
「でも俺もそろそろ扱いが厳しくなってきたな」
「なんせ使い魔が居ないから魔力制御が追いつかねぇ」
ゾム「ロボロ大丈夫?」
「うん大丈夫大丈夫」
ゾム「ロボロ……」
「?何ゾム」
ゾム「俺を使い魔にせんか」
「へぇー使い魔に」
ってん?使い魔って言った……言ったよね
「ゾムそれは本気」
ゾム「本気だって!こんなにも優しくしてくれた人はロボロぐらいだから恩返しをしたい」
「でも」
ゾム「ロボロ俺を使い魔にしてくれへんか」
「ッ…」
使い魔になってくれることは嬉しい
けど使い魔にもかなりの負担はかかる
ゾムはさっき回復したばかりだから
「ゾム使い魔になるならゾムの魔力量を教えてくれ」
ゾム「魔力は俺が生きている限り尽きない」
「何そんな事あるんか?」
ゾム「嘘って思うけど本当にほんとだよ」
「俺でも膨大な魔力制御してるのに」
「なぜ魔力が一定の量なんだ」
ゾム「それは人間の目を……欺くため」
「欺くって一体なぜ」
ゾム「それは……まだ言えない」
「そうやなゆっくりでええで話すのは」
ゾム「ありがとう」
~少しの間沈黙が続いた~
ゾム「なぁロボロ」
「なんだゾム」
ゾム「ロボロって何年生きてるの」
「正確な数はもうわからん」
ゾム「…」
「けど俺は500年以上は生きている」
ゾム「長いなぁ」
「長いで……でも沢山の出会いもあった」
「長い時間でも何分何秒が分からなくても」
「大切な人との思い出は今もちゃんと心の中にある」
ゾム「それってロボロにとって大切な人は凄かった」
「あぁ凄かったなんなら……惚れていたのかもしれない」
「俺の自慢できるほどの人だったよゾム」
ゾム「そうなんや」
???「ンーゾム兄」
猫の方が起きた
「おはよう」( *´﹀`* )
???「おはようございます」ドキッ
???「ゾム兄この人誰」
ゾム「この人はロボロっていい人とっても優しいんだよ」
ゾム「ロボロこちら俺の弟」
ゾム「ショッピ」
ショッピ「よろしくお願いしますロボロ兄」
次回ハート❤︎600
コメント待ってます
それではグッバイ*˙︶˙*)ノ”
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