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最近いろんなことに疲れを感じていた。仕事とかはもちろんそうだけどもっと日常的なものに。
例えば?…うーんなんだろうご飯を食べることや寝て起き上がることにも他の人からは、「え、こんなことにも?!」ってなるだろう。そう、こんなことにさえも疲れを感じていた。変なのはわかってる。でも、そう感じるんだよね。だから友達に相談してみることにした。そしたら「じゃあなにか気分転換になるものを探したら?」とテキトーにアドバイスをくれた。
気分転換になるものかぁ…少し考えて出た答えはこれ「何処か遠くに出かけるとかどうかな。」と自分に聞いてみた。…まぁたんに独り言になるけど。
少しでも楽になれそうと思い、仕事は有給使って出かけることにした。でも全然ノープランだし何より何処に行けばいいのだろうか。…悩んだ結果とゆうか結局というか… 海に出かけることにした。何か雰囲気出るしいいかなみたいな…すんごい浅はかだけど。
バイクに乗って海に出かけた。波の音と人の声がちょうど俺の疲れてる体とか心とかに優しく俺にかぶさって癒してくれた。それでふと
自分が疲れている理由は何か、と考えてみた。
嫌いな上司にペコペコすること?違う褒めること!うーんピンと来ないけど多分だけど
きっと寂しかったんだろうな。それか誰かと話をしたかったのかも。だから人の声が暖かく聞こえるのかも。仕事のときは全然そんなんじゃないけど。
時間が経っても海にいた。朝からいたけどもう夕方時間が経つのは早いものだ。
太陽が海の中に姿を消し、暗い夜が姿を表す。僕は暗いのが嫌いだしなんならちょっと怖いけど…何故かまだ居たかった。 理由は分かってる。……俺には。
「私ここの海が大好きなの!あなたと行くこの海が!」知ってる。こんなのは幻聴に過ぎない。君はもう居ないそんなの百も承知だ。でも
まだ俺は君を探しているよ。
君はもうこの世にはいないのに。病気で死んだのに。病気の名前は長くて覚えてないけど…。君は僕との約束を守ってくれる人だったのに。なんで最後に何処にも行かないよって言ったのに。嘘つきだ君は。ひどいよ。こんなのあんまりだ。…
こんな海が綺麗な場所でこんな君を責めるような最低な事をしているのは多分俺くらいだろう。でも君がいいよ。君じゃなきゃ俺は嫌だ。 逝かないでくれって言えば良かった?俺は君になにかできただろうか。それすらも俺は分からないのに。答えを海に聞いても答えはしないし。君にその答えを聞きたい。当たり前だけど君は海じゃない。そんなの知ってる。…会いたい。心が全身が君を求めてる。君に言いたかった言葉があるんだ。「海より深く、愛してる」