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タイムワープ

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タイムワープ

1 - 第1話

♥

200

2025年02月27日

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ある日のことだった。

気分が沈み込むくらい寒かったあの日。

「はあ……」

と、私は溜息をつき、いつものようにキッチンの椅子へと腰掛けた。

1人になると、つい涙が流れてしまう。

何も無いのに。

………

………?何も無いのに………?

涙が出てしまう理由は、ハッキリと分かっていた。


お父さんとお母さんが離婚したのは私が原因だし、お母さんには罵声を浴びせられ、殴られるし。お風呂にも入れて貰えないし、何も買って貰えないから、クラスメイトには仲間はずれにされている。


明確にすればするほど、虚しくなってくる。

ああ、もう死んでしまいたい。

でも死ぬのは恐い。

この世には未練もあるし、過去に戻ってやり直したい。


そんな無理なことを妄想する。


その瞬間だった。突然視界が真っ白な光に包まれた。眩しすぎて、思わずギュッと目を閉じた。

しばらくだったあと、目を開けてみると、何も無かった。

何かあったのか、スマートフォンで検索してみるが、何も無い。

不思議に思った時、私の部屋から微かな光が漏れていることに気がついた。

私の部屋の襖を開けてみると、何か宝石のようなものが落ちていることに気がついた。

拾い上げてみると、2つの枠に、30、0とそれぞれ数字が書いてあった。


どうも!この、タイムワープダイヤをご購入頂きありがとうございます!

*使い方は、説明書をご覧下さい!*』

と、急に音声が鳴った。

店内アナウンスのような声だった。

「説明書……??」

辺りを見回す。

すると、タンスの上に折りたたまれた紙があるのが見えた。

紙を手に取り、開いてみる。

『・過去に戻れます。未来へは行けませんが、過去に戻ったときに、現代へ戻ることはできます。

・本品を手に取り、戻りたい頃を思い出すと、タイムワープができます。

・数値ですが、「30」と書いているのが使用出来る回数で、「0」というのが”貴方がタイムワープダイヤを使って感じた幸福”です。』

…とか、その他諸々が書いてある。


早速、戻りたい頃を想像してみる。

やっぱり、小5かな……?あの頃は幸せだったな、と思い出にひたった。

そして、タイムワープダイヤとやらを手に取り、小5の頃に戻りたいと、強く願った。


その瞬間、辺りが真っ白な光に包まれていった。

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