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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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なんだかな。


数日後は阿部ちゃんの誕生日。

飛鳥『ね、飾りつくらない?緑色使って!』

「いいね!あ、折り紙とか色画用紙あるよ!」

飛鳥『渡辺さんになんかキャラクター書いてもらおうよ(笑)』

「いいね!(笑)渡辺画伯!」


飛鳥『でも不思議だよね…』

「ん? 」

飛鳥『隣に推しが来て、ここまで仲良くなるとはね…。なんかもう、みんなさ、家族みたいじゃん?』

「たしかに(笑)」

飛鳥『私もさ、最初怖かったよ?』

「え?」

飛鳥『蓮と付き合いだしたとき。そりゃ、大好きな推しだもん、おいでとか言われたら尻尾振っていくけどさ(笑)でも、やっぱどこかで不安はあった。どうせ離れて行くんだって。ファンの元に戻るとか、そんなんじゃなくてね。で、1回めちゃくちゃ泣きじゃくったの(笑)蓮の前で。』

「えっ?飛鳥が?」

飛鳥『うん(笑)でも、蓮は、怒ることもしないで、いつものあの、ゆったりとした感じで聞いてくれて。抱きしめてくれた。ちゃんと伝えてくれた。』

「そっか………」

飛鳥『やっぱちゃんと話さなきゃ。言葉で。』

「ん……。なんかさ、話し合いとかなるとさ、私無理。逃げたくなるし、聞きたくなくなっちゃう。今日も…せっかくひーくんが作ってくれたけど。でも、深澤さん、俺にじゃなくて、話しやすい人でいいからって。」

飛鳥『ゆりは、彼氏より、ひーくんの方が話しやすいの?てか、よく話してるよね?』

「ん。なんだろね(笑)なんか、話せるかな。だからって深澤さんのこと、嫌とかじゃないけど。」

飛鳥『ゆりは、怖がりなんだろね(笑)』

「へ?」

飛鳥『好きだからこそ、避けちゃうというか、閉ざしちゃうというか。臆病さんだね(笑)』

「…………かな?」

飛鳥『大丈夫だよ。ちゃんとさらけ出しても。じゃなきゃ、深澤さんが、辛いんじゃない?』

「……え?」

飛鳥『だって彼氏だもん。1番甘えてほしいし、頼って欲しいんだよ。力になりたいし、守りたいんだよ。自分に出来ることあれば、精一杯やりたいんだよ。』

「…………」

飛鳥『でも、そういう時って、岩本さんがいるじゃん?いつも。深澤さんより』

「……ッ」

飛鳥『今日、チビたちお風呂も深澤さん、すごい頑張ってたと思う。でも結局、岩本さんが寝かしつけたし…それ見た佐久間さんは父親見たいなんて言うし…意外とみせないだけで、ダメージ食らってると思う。』

「………」

飛鳥『まぁチビたちがね、めめとひーくん、だからね、仕方ない部分はあるけどね(笑)』

「…私さ、」

飛鳥『ん?』

「自分が気持ち悪くなるの。なんか、自分じゃないみたいで。」

飛鳥『え?』

「甘えたりするのも。あ、いまじゃなかったなとか、こんな感じでいいのかなとか、今までも、お前甘えないからとか言われてきたし。なんか分かんなくて……甘えたいって思う自分も気持ち悪いし。なんせ、年下じゃん?とか。色々考えちゃう。多分今日そういうの全部爆発しちゃったのかな……」

飛鳥『あー、たしかにゆりは甘えベタだよね(笑)どちらかと言うなら、甘えられる方だもんね。』

「多分(笑)」

飛鳥『今までの人たちってさ、なんか、自分さえ良ければいいって感じだったじゃん?散々甘えといてさ、甘えてこないからとか、気に食わないから暴力とかさ。甘えさせてくれなかったくせにさ。でも、今はさ…甘えきれないゆりも、甘えるゆりも、ひっくるめて好きなんだと思うよ?』

「かな?…なんか恥ずかし///」

飛鳥『てか、そもそも今日はなんであんなに暴れたの?』

「ん?命令されちゃったの、甘えることを。」

飛鳥『あー、なるほど。嫌いだもんね、ゆり。』

「うん。そんな意味じゃないの分かってるけど、なんか嫌で止まらなくなった。でも、ひーくんの鋼の筋肉には勝てないわ(笑)」

飛鳥『アハハハꉂ🤣𐤔』

「命令……従うかなぁ。でも今日っていわれたな…」

飛鳥『時間なくなっちゃうじゃん(笑)』

そんな話をしてたら、上2人が戻ってきた。

めめとラウちゃんも。


目『ん、なにそれ?』

ラ『緑ばっか……』

飛鳥『ん?阿部ちゃんの誕生会の飾り作ってるの』

長女「だから緑?(笑)」

目『いいね!でも片付けよ?阿部ちゃんも来るから(笑)』

飛鳥『あ、まじ?』

バタバタと片付ける。


目『ゆりさん、ふっかさんが待ってるよ(笑)』

「え?(笑)」


ラ『長女ちゃんも次女ちゃんも、家がいいって(笑)だから、保護者代わりに、めめと、阿部ちゃんと僕がこっちで寝るけどいい?』


長女「ついでに勉強教えてもらおう!」

次女「あ、宿題してない」


ラ『ほら、もっでおいで!』


「じゃあ、お願いしよかな(笑)」


飛鳥『ん、行ってきな?素直になっといで(笑)』

「もう!///」








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