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主な登場人物
雲雀→hb
奏斗→kn
アキラ→ng
セラフ→sr
↓本編です
(着いた)
側近:この先が儀式の間です。
sr:なんか、空気が重い…
kn:“斬魄のブローチ”のときみたいだ…
hb:ヤバそう…急ごう。
ng:ですね。
扉を開けたその先には、広い空間があった。部屋の中央には魔法陣があり、扉の正面には大きな祭壇がある。その祭壇の前に人影があった。
側近:…!ボス!
男:来るな!早く逃げ…ぐっ…ぐあああっ!
kn:っ!?
hb:なんだ!?
鏡が黒い光を放ち、男が黒い炎のようなオーラに包まれた。
側近:ボス!
そうして、男が鏡をこちらに向けると、鏡から悪霊が解き放たれた。
kn:まずいね、やるしかないかも。
sr:だね。やるか。
ng:たらい、奏斗、後ろに下がってください。
hb:うん。
4人はケースから秘宝を取り出し、身につけた。
ng:セラ夫に結界を付与しますが、気をつけて。
sr:了解。
そう言うと、アキラは手を組んで祈った。”守護の腕輪”が光を放ち、セラフに宿った。それを確認すると、セラフは武器を構え、悪霊を攻撃し始めた。
sr:っ…多すぎ…
hb:ここは俺が!
kn:だめ!その力は消耗が激しすぎるでしょ!
hb:じゃあどうすんの!
ng:(もっと集中して…セラ夫の結界を強く…)
sr:っ!なぎちゃん!
ng:なっ!?
セラフの声でアキラが目を開けると、悪霊が目の前まで迫ってきており、かわしきれずに腹に攻撃を受けてしまった。
hb:アキラ!
kn:っ!クソっ!
kn:(治れ!治ってくれ!)
奏斗は必死に”命の雫”の力で治そうとするが、傷が深く、治ってくれない。
kn:(このままじゃアキラが死ぬ!俺が助けないと!)
kn:なんで!なんで治らないんだよ!
hb:アキラ!しっかり!
_____『己の力を信じること』
kn:…!そうだ、そうだった…。死なせない。絶対に僕が助ける。
奏斗がそう言った瞬間、”命の雫”が今までにないほど強い光を放った。
_____
今回はこの辺で終わります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
たくさんの♡もありがとうございます。
また次回お会いしましょう。