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ありがとうございます…!← じゅうちゃんだいちゃんにも目覚めましたコレどうしましょう😭🤍💙
「だいちゃん、今日俺の家こない?」楽屋で帰りの準備をしているだいちゃんにあくまで自然に声をかける。みんな何も気にしない中、よっしーだけがこっちに目線を向けていた。
「ん?柔太郎の家?」
「そう、宅配頼むからさ。俺の家で晩御飯食べようよ。明日フリーでしょ」
いつもならすぐに答えてくれるだいちゃんが一瞬言葉につまる。
「だめ?」
だいちゃんと距離を縮めてさらに問いかける。
「え、ええよ別に」
何かを誤魔化すように明るい声でだいちゃんが笑顔で言う。
あの話ちゃんと気にしてはいるんだ。少し怯えるような態度のだいちゃんが可愛くて、その約束ができただけで内心大きな昂りを感じた。
「仁ちゃんどうしたん?まだ準備できてないん?」
「え?あー悪い。今片付けるから、すぐ済む」
「早く帰ろや〜」
「帰るって、俺の家じゃないし」
「家みたいなもんやん」
「…黙ってろってお前……」
舜とよっしーの会話が聞こえてくる。二人も一緒にすごすんだ、と思っているとだいちゃんもその様子を見ていた。
「ほら、だいちゃんも準備」
背中をぽんと叩くと身体をびくっとさせて振り向く。
「う、うん!ちょっと待ってな!」
…意識してる?あんな話をしたから?
これからだいちゃんも俺の部屋にくるんだよ?分かってる?
……分かってる訳、ないか。
「ほんまありえんよな!」
「あはは!それははやちゃんもだけどだいちゃんも悪いでしょ」
「なんでぇ!?」
部屋に上がった時は何となく緊張してる様子だったが、こちらがいつも通りのように接していたらそれもほぐれたようだった。
考えすぎだった、なんて安心してるんだろう。
「泊まってく?お風呂湧いてるよ」
「え、大丈夫なん?」
「うん、明日の仕事夕方からだし」
「今日疲れたしなぁ…この時間やとタクシー高いし、遠慮なく泊まらせてもらおかな」
「さすが無賃さん」
「それもうええて!」
ブツブツと文句を言いながらお風呂に向かうだいちゃんの背中を見送った。
完全に油断してる様子で今日のことなんてもうほとんど頭にない。
そんなふうにしてるとオオカミに食べられちゃうよ?
「あ、風呂あがったん?」
「うん」
俺の貸したルームウェアを来ているだいちゃんがベッドに座っていた。それを見るだけで高揚感が押し寄せる。これからが勝負なのに。
体を休ませるためにもと、広いベットひとつに一緒に寝ることを提案した。それをだいちゃんはあっさりOKしてくれた。
リラックスしてる様子のだいちゃんの隣に座る。
「ねえ、今日の話覚えてる?」
「ん?どの話?」
「よっしーと舜の話」
だいちゃんの笑顔が固まる。
「2人ともお泊まりなんだろうね。今頃イチャイチャしてるんだろうなぁ…」
「ちょっとー!想像させんでや!」
わざと話題を逸らすように明るく振る舞うだいちゃんの手を握る。小さく「あ…」とだいちゃんが声を漏らす。
指で手をなぞる困惑した顔で俺を見てくる。
「俺、2人が羨ましいんだよね」
「ま、まあ恋人がいてあんだけラブラブだったら嬉しいやんな!」
「うん、すごく」
だいちゃんの目を見つめながら言う。ずっと硬かっただいちゃんの表情が少し不安を帯びてくる。それが俺の欲望を開かせた。
「舜からよっしーに迫ったらしいよ。結構強気に」
「あーまあ、舜太らしくはあるな…」
「男同士だとさ、そうでもしないと伝わらないんだって」
手をさらに絡ませるとだいちゃんの手が震える。
「俺もだいちゃんにそうしたら、気持ち伝わってくれるかな?」
核心的な言葉を放つとだいちゃんがビックリした顔で俺の顔を見る。
「何、言ってん。柔太朗…」
「俺ずっとだいちゃんの事好きだったんだ」
だいちゃんの手を握って自分が本気だと伝える。真剣な瞳でだいちゃんの綺麗な瞳を見つめる。
何か口にしようとするが口を閉じる。誤魔化そうとしたのを諦めたんだろう。ちゃんと俺の気持ちは伝わっている。
でも、それだけじゃ意味が無いよね?
「で、でも……俺、そういう趣味じゃないし…」
「俺だってそうだよ」
目をそらすだいちゃんの顎を掴んでこっちを向かせる。
「だいちゃんのせいだよ、俺が”普通”じゃなくなっちゃったの」
無表情でそう言うとだいちゃんが困ったような顔で俺を見つめ返す。
「何で、俺なん…?」
拒絶ではない。純粋に疑問に思っているんだろう。困惑しながらも俺の話を聞いてくれるだいちゃんの優しさに思わず笑みが出てしまう。
「だいちゃんといると楽しいから、かな。自然と笑顔になるっていうか、一緒にいて幸せを感じるんだよね。それにすごく可愛くて…あ、内面も顔もね。嘘が付けないところとか、恥ずかしいとふざけちゃったり、それと……」
話しているうちにだいちゃんの顔が赤くなっていく。
「ちょ、待って。もうええからそれ…!」
「まだまだあるのに」
絡ませていた手を離すとだいちゃんは恥ずかしそうに顔を覆う。
「分からへんよ、俺。男の人に告白されたのなんて初めてやし…」
予想通りの反応だった。そうだよね、普通こんなこと起こらないもん。俺だってそう思ってた。
「……じゃあ、分かるようにしてあげる」
ベッドにいるだいちゃんをそのまま押し倒した。
「え、ちょ…」
「嫌だったら抵抗して」
「ま、待ってや…そんな事いきなり言われても…」
「待たない」
だいちゃんの声を遮るようにキスをする。だいちゃんが俺の腕を掴む。でもそれは弱々しい力で震えていた。
キスをさらに深くする。だいちゃんの口内に無理やり舌を捩じ込んで引っ込んでいる舌を絡ませる。
「んっ、ふっ、うっ」
びっくりしたのかだいちゃんの手に力が入る。でも口蓋を舌でなぞると身体をびくりとさせて力が抜けた。
これ以上したら苦しいかな、と思うぐらいのタイミングで唇を離す。
息切れしながらしなだれるだいちゃんを見下ろすと征服欲が掻き立てられる。
こういう時こんな顔するんだ。いつも笑顔のだいちゃんのいやらしい表情。
「だいちゃんが“普通”って言うなら、俺がそうじゃなくしてあげる」
首筋にキスをしながらだいちゃんのシャツのボタンを外していく。最初は軽く口付けるように、少しずつ強くする。俺のものって印をつけるように強く吸うとだいちゃんがビクッと身体をはねる。
どんどん顕になっていく胸、楽屋や撮影の時と見た時とは全然違うように見える。とても淫らでたまらない気持ちになった。
だいちゃんはベッドシーツを握りしめて我慢するようにしていた。
「抵抗、しなくていいの?」
「じゅ、たろ……」
どこか助けを求めるような表情をするだいちゃんにますます欲望を掻き立てられる。
何でそんな顔するの?それなら、俺を突き飛ばして、拒否してよ。そうじゃなきゃ……。
両手でだいちゃんの胸を触る。鍛えてるだけあって俺と違ってボリュームがあって触り心地がいい。少し揉むように触ってから乳首の周りを指でなぞる。
「はっ…あっ……」
だいちゃんはシーツをぎゅっと握りながら目を閉じて耐えている。長いまつげがよく分かって、なんて綺麗なんだろうと思う。
「あッ♡」
指を少し乳首にかすらせるとだいちゃんから高い声があがる。
「ふーん…だいちゃんって普段の声も可愛いけど、エッチの時もこんな可愛い声なんだ」
「やっ…そん、なっ、あっ」
歌ってる時のようなミルキーで可愛い声に近い甘い声。初めて聞くだいちゃんの声に興奮する。
もう少し焦らしてあげようかと思ったが、たまらなくなって両手で乳首を触る。親指でくにくにと触るとそれに反応して乳首が勃起していく。
「感じちゃうんだ、乳首で。男なのに」
耳元で意地悪く囁くように言うとだいちゃんは恥ずかしそうに顔を逸らす。赤くなった耳を甘噛みしながら乳首を弄ぶ。
「ふあっ♡あっ…ん……っ!」
乳首の側面をなぞるようにするとだいちゃんの身体がブルっと震える。
甘い声をもらすだいちゃんが可愛くてたまらない、もっと聞きたい。
「ぅあッ♡」
勃起した乳首をきゅっとつねると今までと違う刺激に大きく身体が反応する。
「やっ、じゅ、たろっ♡」
やめて、と言いたいんだろう。でもそれって抵抗じゃないよね?
「ん?痛かった?じゃあ優しくしてあげる」
そう笑顔で言いながら乳首を舐めるとだいちゃんが身体をビクリとさせながら喘ぐ。片手で優しくいじりながらもう片方を吸うと内股になりながらだいちゃんは腰を浮かせる。その時だいちゃんの股間が俺の身体の触れる。大きく膨らんでることに気づいて俺はほくそ笑んだ。
でも、まだ焦らす。我慢した後の方がきもちいいでしょ?いっぱいいっぱい気持ちいいの、教えてあげないとね?
そのまま乳首への刺激を続けていると俺が唇を離したタイミングでだいちゃんがへろへろになった声で言う。
「じゅ、たろっ、お、れ…っ」
その手は自分の股間を抑えて苦しそうな顔をしている。何かを求めるように俺を見つめるだいちゃんに俺のブレーキが壊れる音がした。
だいちゃんのパンツをおろす。ぷるんと勃起しただいちゃんのものが出てくる。
「ここだけでこんなにしちゃったんだ」
「あっ、う…」
だいちゃんの乳首を指で弾くようにしながら言うと体を捩りながら喘ぐ。
「あんな事言ってたのに、だいちゃんの身体ってエッチなんだね」
先端を触るとぬるぬるとした先走り液が出ているのがわかる。俺の手でこんなに感じてくれたんだ、と嬉しくなった。
それを弄んでいるとだいちゃんが焦れたような恥ずかしそうな顔で俺を見つめてくる。
「ふふ、ごめんね。早くだしたいのに」
そう言いながら全体を擦る。男同士だからどこを触ったら気持ちいいかなんて簡単に分かる。
裏筋を重点的に指で刺激しながら扱いて、手のひらで先端をぐりぐりと刺激する。だいちゃんは身体を捩らせて目をぎゅっとつむりながら喘ぎ声をあげるしかない。
その顔をじっくりと見る。快感でいっぱいになって、なりふりに構わないだいちゃんの表情。俺が見てるなんて考えられない状態なんだろう。思わずうっとりしてしまう。
「じゅっ、たろおっ♡むりっ♡」
乳首の快感の時点でもう限界寸前だったのだろう。もっと触って表情を楽しみたかったが仕方ない。
「いいよ、だして」
そう言ってカリの部分をぎゅっと握ると、だいちゃんは腰を浮かせて足をガクガクとさせながら射精した。
だしきった後くたりとベッドに腰を埋める。俺の手から溢れるほどの精液を見て強い満足感を得た。
「そんなに気持ちよかった?」
様子を見ればそんなの分かってる。ただの意地悪な質問。見下ろしただいちゃんはいつもの元気ではつらつとしている姿と違って、とてもか弱くて怯える小動物のようだった。
「…そんなん、聞かんといて……」
息をきらしながら小さな声で言うだいちゃんにますます欲情する。
「まだここからだからね?」
「へ……?」
とろけた表情のままぽかんとした顔で戸惑うだいちゃんに笑顔を向ける。
「これ、全部邪魔だから脱ごっか」
「え?え?」
だいちゃんのパンツを脱がせて近くの椅子にかける。丸出しになったのが恥ずかしかったのか必死に手で隠そうとする。
服を脱ぎながらその様子を見て笑みがこぼれる。ここからもっと恥ずかしいところ見られちゃうのに。
俺も下着のみの姿になり棚の中から用意していたローションを取り出す。そしてもう一度だいちゃんの元へ戻る。
その時だいちゃんの目線は俺の下着に向かっていた。パンパンに膨らんだそれを見てソワソワとしている。
「好きな子のこんな姿見たら勃つに決まってるでしょ?だいちゃんのせいだよ」
「そ、そんな事言われても…」
頬を撫でて言うと何だか申し訳なさそうに戸惑った顔をする。俺の方がだいちゃんのことめちゃくちゃにしてるのに。
「俺のも気持ちよくして?」
「…っそ、そんなの俺どうしたらいいか…」
真面目に考えようとしているだいちゃんが可愛い。
「だいちゃんは何もしなくていいんだよ」
「え、でも…」
戸惑う声を無視してだいちゃんの太ももを撫でる。油断していたのかまた高く甘い声が漏れる。1度射精したからさらに敏感になっている。
怯える顔をして俺を見つめるだいちゃんにほほえみを返す。
そしてだいちゃんの下半身を頭の近くまで倒してでんぐり返しのような体勢にした。自分の体で固定して動けないようにする。
だいちゃんの恥部が全部見える。小さな蕾まで。
「ちょっ…柔太朗っ…!」
「だいちゃん身体柔らかいからこうしても平気でしょ?」
「そ、いう事っじゃなくてっ…」
余程恥ずかしいんだろう、腕全体で自分の顔を隠す。口元だけ見えるのが逆にいやらしくて興奮する。
これからされる事を察しているのか、蕾がきゅうと縮まるように力が入っていた。
「ちゃんとほぐしてあげるからね」
「な、なに…っ」
「ちょっと冷たいから」
隣に置いていたローションを指で混ぜだいちゃんの蕾に塗る。
「ひゃっ」
大きくだいちゃんの身体ははねた。じっくりと蕾の周りをマッサージするように撫で感度を高まらせる。
「ふっ…う、く…っ」
小さく甘い声が上がり息が荒くなっていく。もうそろそろいいかなと思いローションでぬるぬるになった指をその蕾にあてると驚いたのかそれが一瞬口を開けた。そこに指を滑り込ませる。
「んっ!?ぐっ…」
苦しそうに身体を捩るだいちゃんに申し訳ないと思いつつも、圧倒的な征服感に高揚が抑えられない。
中を広げるように出し入れを繰り返しながら中の壁をなぞっていく。
「どんな感触?」
「そんっ、なのお…っ」
「言ってよ」
入れる指を増やす。さっきよりもすんなりと入りだいちゃんの身体がさらに強張る。
苦しいような声をあげているがだいちゃんのものはしっかり反応して勃ちあがっている。感じちゃってるんだ、あんな事言ってたのに。
「っん、ふっ…んっ」
葉を食いしばるように声を必死に抑えようとするだいちゃんにもっと意地悪をしたくなった。ちゃんと聞かせてよ。
「男にもGスポットってあるらしいよ。女の子みたいに」
「あ…ふうっ…うっ…」
ネットで調べた知識なので少し曖昧だった。手探りのようにだいちゃんの中の壁を指でぐりぐりと刺激する。
「ここら辺?」
「んあッ♡」
とびきり大きな喘ぎ声が部屋に響く。自分でもびっくりしたのが顔を隠していた腕がズレただいちゃんと目が合う。目を細めて泣きそうな顔。
「ここなんだ、だいちゃんの気持ちいいとこ…」
思わず声に悦びがもれる。そこをぐりぐりと刺激するとどんどん大きな声が吐き出される。
「あっ♡まっ♡じゅ、たろっ♡」
もう顔を隠す余裕もないのか枕を握りしめながら固定されてない上半身をうねらせる。
「そんな声で名前呼ばれたら余計興奮しちゃうんだけど?煽るの上手だね」
「そっ…♡あ、あっ♡」
指をさらに増やしてGスポットを刺激しながら奥まで指をのばしてしっかりとほぐしていく。その間もだいちゃんの喘ぎ声はひっきりなしに出て、翌日が収録じゃなくて本当にタイミングが良かったと思う。
だいちゃんのものは完全に勃起していた。今触ってこのまま射精させたっていい。
でもそれじゃあ、つまらない。
ちゃんと俺のものでイかせたい。
俺が男でもちゃんと恋愛対象で、だいちゃんがその快楽から逃れられないぐらい、全てを価値観を壊したい。
自分の止まらない欲求に俺はここまで我儘になれるんだと思った。
たっぷりとだいちゃんの中を弄んだ後、一気に指をぬく。ひくひくと痙攣する蕾からローションがどろりと流れ出してすごくいやらしい光景だった。思わず生唾を飲む。
さすがにこの体勢のままだといい加減辛いだろうと思い普通の体勢に戻すと腰をカクカクとさせながら震えていた。
表情は快感で朦朧として甘い吐息が部屋の中に響く。
やっと、だいちゃんと繋がれる。
「この後、何するか分かるよね?」
虚空を見ていただいちゃんの目が俺に向く。俺が下着を脱ぐと破裂しそうなほど大きくなった俺のものが顕になった。滑りを良くするためにローションを全体に塗る。それを見て状況を思い出してようにだいちゃんの顔が焦ったようなものになる。
「あ…っ、柔太郎……」
だいちゃんの顔の横に手を置いて、押し倒す体勢になる。真剣な目でだいちゃんを見つめる。
「…挿れるよ」
だいちゃんの蕾に俺のものをあてがう。俺の熱さに身体を震わせ蕾がきゅうとしまる。
期待で今にも射精してしまいそうなぐらい興奮していた。
これで、やっと。
「まっ、まってっ!ほんまに、だめ…っ、やから…」
だいちゃんが俺の胸を押し返す。この行為をしてから初めてのちゃんとした抵抗。
俺はピタリと動きを止める。
「ダメって何が?」
「あ、う……」
「俺と、したくない?」
そう言うとだいちゃんは俯く。ここまでしても、ダメなんだ。
だいちゃんとしたい。でもだいちゃんが俺の受け入れてくれないままする訳にはいかない。俺の精一杯の理性と愛情。これだけしといてバカみたいだけど。
ドラマや漫画の世界ならまだしも、普通だったら男とセックスなんてしないもんね。
それも女役なんて、男として嫌だって気持ちもきっと強いだろう。
でもそういう気持ちすら吹き飛ばせるぐらい、だいちゃんの理性を壊したかった。
仕方ない、と思うしかない。
「違う、ねん……」
ぼそりとだいちゃんが言う。
「だって、これ…したら、本当に俺、戻って…こられんなってまう……」
声をつまらせながら身体を震わせるだいちゃんが言う。
そんな事、言葉にしちゃうんだ。
どうやら自分が考えていた事は見当違いだったようだ。愛おしさでおかしくなりそうになる。
「”普通”じゃなくなっちゃうの、怖い?」
頭を撫でるとだいちゃんが何かを言いかけて後ろめたそうに口を閉じる。
「だいちゃんが本当に嫌なら、しないよ。でもこの状態でやめられる?」
勃ちあがっただいちゃんのそれの裏筋をつうっと人差し指でなぞり、そのままローションでべたべたになった蕾へ移動させ指を上下に動かす。
「あっ、んぅっ♡」
ダメなんて言いながら蕾をひくひくさせている。身体は正直ってこういう事なんだ。
「抵抗してってちゃんと言ったよね?逃げ出さなかったのは何で?」
真面目な顔でだいちゃんの顔を見つめる。だいちゃんは息をきらしながら、目をそらさずに俺を見つめ返してくれる。
透き通った綺麗な瞳。女の子より長い綺麗なまつ毛。少年のような可愛い顔。柔らかい髪。全てが俺を狂わせる。
こんな意地悪な質問したくなかったのに、なんて。
そう思いながらも答えに困るだいちゃんに欲情している自分がいる。
「ねえ、ちゃんと聞かせて」
優しい顔でだいちゃんに聞く。そうするとだいちゃんが泣きそうな顔をした後両手で顔を隠す。
「…分からへんよお……だって、相手が柔太郎なんやもん…」
「それ、俺だから拒否しなかったってこと?」
「…分からへん……」
「あはは、だいちゃんらしい答え方」
自然と笑ってしまう。こういう所が本当に可愛い。どんな時も変わらないんだね。
「今日の柔太郎、意地悪や…」
顔を隠していた両手の隙間から俺を睨むだいちゃんの目が見える。でも本気で怒ってないのがわかった。
「優しくない俺のこと、嫌い?」
「……分からへん…」
「ははっ全部それじゃん」
急にいつものような空気になって思わずケラケラと笑ってしまう。こんな時までだいちゃんらしくて、好きだ。
う〜と唸って苦悩するだいちゃんの手をどかして赤くなった顔を見つめて優しく微笑む。
「戻れなくなったっていいじゃん。俺が一生そばにいるんだから」
「…柔太朗……」
「好きだよ、…太智」
そう言って優しくキスをする。何度も。自分の思いを伝えるように。
何回目かのキスで戸惑うようにしていただいちゃんがそれに応えるように、目を閉じて自分からも唇を押し当ててきた。
唇を離してだいちゃんと見つめ合う。その目を見るだけで、だいちゃんの気持ちが伝わってきた。
「あの、ほんまに…ここからは、優しくしてな…?」
恥ずかしそうに、でもちゃんと俺の目を見て言う。それが本当に可愛くて、いじらくて。
今までの何よりも、幸せを感じた。
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「ちょっと吉田さん!」
楽屋でくつろいでいると太智が勢いよくドアを開けてズンズンと入ってきた。
理由は言われなくても想像がついた。昨日の夜遅くに柔太郎からスタンプが一つ送られてきた。グッドマークをするキャラクターのイラストで、ああ上手くいったのか…と思うと同時に生々しく感じて少し気分が悪くなった。リアルタイムで報告をするな。とだけ返信をした。
「柔太郎のこと焚き付けたの吉田さんなんやろ!?ひどいで!」
「でも、受け入れたんだろ」
「そういう問題じゃないねん〜!」
ジタバタと太智が暴れると突然「うっ」と声を上げて腰をおさえた。
「も〜柔太郎があんな意地悪やと思わへんかったわ…」
その様子に思わずぽかんとしてしまう。
「……お前ら、そこまでいったの…?」
「え?吉田さんたちもそうやないの…?」
嘘だろ?と半笑いで聞いたのに、答えを聞いて俺は思わず顔を引きつらせてしまう。
マジか、柔太郎……。
「ちょっと待って、2人って前から付き合ってたんやろ?」
「…まあ、うん」
「……最後まで、してへんの?」
「お前、恥ずかしげもなくよく聞けんなそんなこと…」
呆れるような顔をする俺を見て悟ったのか、太智が衝撃を受けたような顔をする。
「何でこっちの方が進展してんねん!どういうこと!?」
「いや俺のセリフだわ。……柔太郎、思ったより強引にいったな…」
さすがにそこまですると思わなかった。確かにあの時の表情はちょっと、いやかなり怪しかったが…。あいつなら加減をするだろうと思っていた。
「だーいちゃん」
「わっ!」
「大きな声出してどうしたの?よっしーと喧嘩でもした?」
「…そ、そういうのじゃあらへんよ…」
さっきまでの勢いはどこにいったのか、もじもじと太智が柔太郎に答えている。
「んーならいいや。腰大丈夫だった?」
「あ…えと……」
「大丈夫じゃないってさ」
「ちょっと!吉田さん!」
いつも振り回されているのだからこれぐらい仕返しはしてもいいだろう。それを聞いた柔太郎がふっと笑う。
「ごめんね?無理させちゃって…」
太智の髪を撫でながら優しい声色で言う。少女漫画のヒーローみたいだ。これで、一晩でそこまでやったのか…なんて少し恐ろしくなる。
「ううん、大丈夫やから〜…」
心做しか乙女のような態度の太智も気持ちが悪い。目の前でイチャつかれるとこんなにキツいものなのか。ていうか、そんな姿初めて見たぞ…。
そんな俺の視線に気づいたのか太智がわざとらしく「あ!俺トイレ!」と言って楽屋を飛び出す。
その背中を目で追った後、柔太朗と目が合うとウインクしてきた。絶好調だな、こいつ…。
「お前さ、嫌われない…?」
「ん?大丈夫。よろこんでたから」
それは、何がだ?なんて聞きたくもない。何のよろこびなのかも考えたくない。
「やっぱり効くね、”劇薬”は。相談乗ってくれてありがと」
「俺はちょっと言っただけだからな!?共犯者みたいにすんなよ!」
「あれ?だいちゃんからなんか聞いちゃった?」
そう言う柔太朗はとても満足気だった。
俺はもしかしたらとんでもない着火剤を使ってしまったのかもしれない。
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本番がなくて申し訳ありません(初手謝罪)
こっちの方が区切りとして綺麗だなと思ったので……。
だいちゃんは♡喘ぎさせても許される気がしたのでこういう感じになっております。
声質的にも似合うじゃないですか…?
というか、とんでもない長さでみなさんがここまで辿り着けているのか不安で仕方ありません…。
じゅうくんは本当に優しい性格だと分かっているのですが、覚悟決まった時や付き合ってからはド攻めでいってほしいです。
だいちゃんがそういう雰囲気とか苦手そうなので「こうすればいいんだ」って学んでく感じで……。
普段は本当に優しくて王子様だけど夜になると🐻がガオーしてほしいです。