『え、なに?』
🖤「心から軽蔑します。こんな汚いやり方で欲しいものを手に入れようとして、俺の大切な人の時間を奪ったこと、絶対に許さない」
俺が予想した反応と違ったからだろう、彼女は『ひどい、好きなだけなのに』と泣き出した。
🖤「あなたからの好意なんて要らない。俺は阿部ちゃん以外考えてませんし、これからも変わりません。そんな小手先の技術で引き裂かれるような浅い関係じゃない。とても不愉快です、二度と俺たちに近づかないで欲しい」
それでも怒りに任せて言葉を並べていると彼女は泣き落としも通用しないとわかったのか『もういい!』とマネージャーさんを置いて出て行った。
最後まで謝罪の言葉はなく、代わりにマネージャーさんが土下座しようとしたので止めたが、何度も何度も頭を下げて帰っていった。
『今日の事は録音してあるので社長に報告します、それ相応のペナルティがあるはずです。本当に申し訳ありませんでした』
マネージャーさんがドアを閉めた直後、俺のスマホが鳴った。
今度はこっちのマネージャーさんからだ。
まだ怒りで声が震えそうになるので、深呼吸してから電話をとった。
🖤「はい。うん、大丈夫。……本当に?」
岩本くんとふっかさんが電話する俺をじっと見つめる。
通話を切るとすぐ『なに?』と尋ねてきた。
🖤「阿部ちゃん、手が動いたって」
コメント
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性悪女は退治されましたね
目覚めるかな!?めめ頑張れ!!🖤💚