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〜💜side〜
💜『…だいぶ使いこなせるようにはなったと思うんだけどねぇ。わら。』
今日はオフな俺は家で1人手に自分の能力であるエスパーを出して特訓をしていた。
本当は阿部ちゃん達の病院に行こうかと思ってたけど昨日も仕事終わりに駆け付けたし、毎日行ったらさすがに病院側に迷惑をかけてしまうから今日は止めた。
2人での仕事が終わってから翔太とラウールが一緒に行ってくれるみたいだし阿部ちゃんも舘さんも康二も元気みたいだから問題ないはず。
💜『それ!』
そう考えながら俺は自分で作った的に念力派飛ばしたり、物を念力で動かしてみたりしてみる。
今まで戦ってきたのは簡単に倒せる奴らばかりだったけどそれでも油断すること無く俺だけじゃなくてみんな自分の能力を鍛え続けた。
そのお陰もあってかみんな傷なんて1つも付くことなく倒せた。
…これまでは。
あの日感じた強力過ぎる闇…ロギって奴に佐久間は連れて行かれて、阿部ちゃん、舘さん、康二がボロボロにされてしまった。
もちろん強い奴はいるって分かってたけど傷ついたメンバーを見て俺は正直戸惑ってしまったのも事実だ…
💜『…やらせねーよ。佐久間は渡さない。』
誰もいない家の中で右手に出した紫色のエスパーを見つめながら俺は怒りを込めて静かに呟いた。
ドカーーーん!!!ドカーーーん!!!
💜『うわっ!なんだ!?』
すると突然なにかが落ちてきている衝撃が来て辺りが激しく揺れ始めた。
💜『…稲妻?雷か?』
激しい揺れに立っていることができずに座りながら窓の外を見てみると稲妻のようなものが何本も落ちているのが見えた。
稲妻って言っても黄色じゃなくて紫の…まるで闇のような攻撃だ。
そして外は昼間なのに夜のように真っ暗になっている…。
💜『…っち。奴らの仕業か。』
気配が何も感じられない…
でもこんな攻撃をするのは闇の奴らしかいない。
しかも雑魚じゃなくてロギとかもっと別の奴…
『SnowManいるのであろう!さっさと出てこい!』
💜『……………………!』
すると何処からか何者かの声が聞こえてきた。
💜『…わざわざ呼び出すとか随分余裕持ってんな。』
俺は立ち上がって真っ暗になった外を見つめる。
今の攻撃で地面には大きな穴が空いて、街はもうめちゃくちゃだ。
俺1人でどうにか出来る相手じゃない…
けどここに現れたんなら放っておくわけにはいかない。
💜『早速俺がどれくらい強くなったか試させてもらおうか、わら。』
そう呟いた俺はそのまま家を出ていった。
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