さのじん短編集

……



ふわぁ〜…よく寝た

吉田仁人｢って、何だこれ?!｣

朝起きたら両手がベッドに繋がれていた

ほんとどういう事なのこれ

どーせあいつの仕業だろう

ｶﾞﾁｬ

佐野勇斗『じんとおはよーん』

噂をすればとはこの事だ

吉田仁人｢お前…おはよーん！…じゃねーよ！！なんなん

だよコレは！説明しろ！｣

佐野勇斗『まぁまぁそんな怒らずに。』

吉田仁人｢うっさい｣

佐野勇斗『でも今回はじんちゃんが悪いよね？』

吉田仁人｢はぁ？俺なんかした？？｣

全くもって身に覚えがない

適当ぬかしてるだけじゃないか？？

佐野勇斗『はぁ〜…これだから天然は…』

吉田仁人｢なんだよ！俺が何したっていうんだよ｣

佐野勇斗『門限』

吉田仁人｢門限？…あ、、｣

やばい…

完全に忘れてた

昨日飲み会に行っててふっつーに門限忘れて帰ってきた

のを忘れてた…

帰ってきたらもう勇斗は寝てたから気づかれてないと思

って安心してたわ…

吉田仁人｢ほんとすんません。今回はまじ俺が悪いです｣

佐野勇斗『俺が寝てたからって気づかれてないとでも思

ったんでしょ？』

吉田仁人｢…正直思いました。｣

こいつほんとこういう所だけは鋭い

佐野勇斗『なのでお仕置として拘束しちゃいました！』

吉田仁人｢いやさすがにやりすぎだろ！仕事にも行けねぇ

し｣

佐野勇斗『今日じんちゃんオフでしょ？知ってるから

ね』

吉田仁人｢ばれてたか…｣

こいつほんと俺の事になると何でも知ってるのなんなん

吉田仁人｢まぁとりあえずこれ外してくんね？手痛い｣

佐野勇斗『外しちゃったらお仕置の意味ないじゃん』

吉田仁人｢もういいじゃん。謝ったんだしさぁー｣

佐野勇斗『だめだめ。そんなんじゃ許さないよ？』

吉田仁人｢はぁー、しつこいなぁ。何したら許してくれる

わけ？？｣

佐野勇斗『今日1日俺の言うこと聞いてくれたらいいよ』

吉田仁人｢何でもって…怖すぎるだろ｣

佐野勇斗『なら今日は拘束生活ですね』

吉田仁人｢別にいいし！何でも言う事聞くよりかはマシだ

からな｣

こいつの言うことなんでも聞くなんて…そんな怖いこと

出来るわけないからな

何されるなんか分かったもんじゃない…

佐野勇斗『ま、拘束されてても一緒だからなんでもいい

けどね』

吉田仁人｢なに？どゆこと…っておい！何してんだよ｣

佐野勇斗『何って…服脱いでるんだけど？』

吉田仁人｢だからなんで服脱いでんだって事だよ！｣

佐野勇斗『そりゃあ今からヤりますからね』

吉田仁人｢は、はぁ？！俺手繋がれてるままなんだけ

ど？？！｣

佐野勇斗『じゃないと意味ないじゃんw1回やって見たか

ったんだよね。じんちゃんの事拘束しながらえっちな事

するの』

いやむりむりむりむり

普通に怖すぎる

でも手が拘束されてるから抵抗出来ないし…

もう最悪

吉田仁人｢ま、まじで勘弁して！！俺二日酔いしててしん

どいから！ね？｣

佐野勇斗『知らないよそんなの。じんちゃんが悪いんだ

からね？』

吉田仁人｢ちょ、おま…まってって…ひゃ//｣

こいつ急に服の中に手入れてきやがって

佐野勇斗『もーじんちゃんまじかわいい』

吉田仁人｢ほんとうっさい///はやく手どけろ｣

佐野勇斗『むりむりwどけないよ？ほら、じんちゃん反

応しちゃってるよ？w本当は触って欲しいんじゃな

い？』

体は正直とはこの事だ

吉田仁人｢…｣

佐野勇斗『黙っちゃって可愛いなぁ』

ﾊﾑ…ﾍﾟﾛ

吉田仁人｢ふぁっ///お前っ！乳首舐めんなぁ…泣｣

佐野勇斗『えぇ〜なんで。乳首びんびんにしといて辞め

てっておかしくない？？』

吉田仁人｢お前ほんと…分かってても言葉に表すな！｣

佐野勇斗『俺そろそろ限界なんだけど…？下ほぐすね』

ｽﾙ

ﾂﾌﾟ

吉田仁人｢いやっ//ちょ…んぁ//｣

ﾇﾌﾟ ﾇﾌﾟ

佐野勇斗『そろそろいれるね』

吉田仁人｢…え、ちょ！」

ｽﾞﾌﾟﾌﾟﾌﾟ

…ｽﾞﾌﾟﾝ

吉田仁人｢うぁっ//急に奥…突かないで…//｣

佐野勇斗『ほんと可愛い。動くね』

ﾊﾟﾝ ﾊﾟﾝ

吉田仁人｢あ//んぁ///ちょ、早い…/｣

両手が繋がれてるから声が抑えられない

恥ずかしくて死にそうだ

吉田仁人「うぅ…泣。イく…//」

ﾋﾟｭﾙ

吉田仁人「っはぁっはぁ///」

佐野勇斗『イっちゃったの？はやいなぁwでももう可哀

想だからここら辺で終わっといてあげるよ』

俺はそのまま眠ってしまった

〜翌日〜

朝目が覚めたら繋がれていた手は外れていて横に勇斗が

寝ていた。

昨日そのまま寝てしまった俺を着替えさせて寝かせてく

れたらしい

こういう所があるから嫌いになれない…

まぁ俺が完全に悪かったし、今日は朝ご飯でも作ってや

るか

〜〜〜

佐野勇斗『ん〜…あれ？仁人は…ってなんかめっちゃい

い匂いする』

吉田仁人「お、起きたか。朝飯作ったから早く布団から

出てこいよ」

佐野勇斗『え？！仁人が朝ごはん作ってくれたの？！』

吉田仁人「早く来ないと冷めちゃうぞ〜」

佐野勇斗『今すぐ行く！』

〜〜〜

佐野勇斗『うわ、うますぎ』

吉田仁人「そりゃどーも」

佐野勇斗『じんと、』

吉田仁人「ん？」

ちゅ

吉田仁人「は？！急になんだよ///」

佐野勇斗『昨日は酷いことしてごめんね？だいすきだ

よ』

吉田仁人「まぁ俺が悪かったし…俺もだいすきだよ」

〜END〜