ふぁぁ。
今日もマスク越しに大欠伸。
まだ朝って寒いな〜。
時刻は午前7時58分。
ただいま、学校の最寄駅の改札を出たところです。
「「「あ」」」
そこには反対側ホームから出てきた雪くんと蒼くん。
「おはよ〜…さむい」
雪「はよー、ふぁ..」
蒼「おはよ、はるちゃん」
まだぽやぽやの雪くんと
朝は強いのかバッチリ目覚めている模様の蒼くん。
と…。
「涼風くん…おはよう」
黒縁眼鏡をかけた涼風くん。
一応挨拶してみる。
人間挨拶大事っていうし…。
凛「……」
ふ る し か と ⭐︎
おーい!!!私は空気ですか??
そうですか??挨拶もする価値ないです か!まぁ私なんて??蛇に睨まれたミジンコですし!?
雪「まぁまぁはるちゃん。凛は置いといて僕と学校いこー?」
なんて甘えた声で近寄ってくる双子の片割れ。
かっかわいいっ…。
蒼「凛、挨拶くらい返してやれよ」
凛「……」
無反応、無口。
でも目が合った。
あ。
「あの、昨日はありがとう」
そういえば、きちんとお礼を言えてなかった。
そう口にだして頭を下げる。
雪「昨日?」
蒼「え?」
凛「…ッチ」
え”ぇっ!?
舌打ちされましたけども、今聞こえましたけどもー!?
その後、涼風くんは足早に学校へと行ってしまった。
蒼「はるちゃん。昨日何かあったん?その、凛と…」
「あー、実は…」
かくかくしかじか、昨日あったことを説明した。
雪「えぇ!?あの凛が!?」
蒼「……」
雪くんは驚き、蒼くんは何か考えているようだった。
そんな話をしながら学校へと歩を進める。
午前8時15分。
学校到着。
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