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①🩷💚 入れ替わり編
🩷『ふぁ〜……』
佐久間は目を開け、大きくあくびをした。
いつも通りの朝の、……はずだった。
🩷『……あれ?』
自分の声に、違和感がある。
🩷『俺の声……こんなんだっけ?』
佐久間は勢いよくベッドを抜け出した。
そのまま洗面所へ駆け込み、鏡を覗き込む。
🩷『……え?』
一瞬、思考が止まる。
🩷『なにこれえええ?!夢!?』
そこに映っていたのは、
阿部亮平の顔だった。
🩷『いやいやいやいやいや!!』
佐久間は自分の頬を引っ張る。
瞬きをする。
どれだけ確認しても、現実は変わらない。
🩷『俺が……阿部ちゃん!?』
混乱したまま、佐久間はリビングへと走った。
⸻
ソファには、
自分の姿をした阿部が、ぼーっと座っていた。
🩷『……お、おれええええええ!?』
自分と同じ顔がこちらを見るという、なかなかのホラー。
💚『さくまぁ……これは一体、どういうこと……』
阿部の声は、完全に佐久間だった。
🩷『ど、どうすればいいんだよこれ……!』
今日だって、普通にグループの仕事がある。
💚『……どうせ作者が、また変なこと考えたんでしょ』 ※はい、すみません
💚『とりあえず今日は、バレないようにやり切ろう』
🩷『冷静すぎない!?』
💚『騒いでも戻らないなら、対応するしかないでしょ』
……この落ち着き。
完全に阿部だ。
~~~~~
~収録・クイズ番組~
出題者『では、次の問題です。〇〇とは何でしょう?』
🩷(中身・阿部)
『はい。これは〇〇です』
反射的に手を挙げ、即答。
出題者『正解!!』
🩷(あ、やば……)
💙『え!?今日の佐久間どうした!?』
🧡『それに比べてさ、今日の阿部ちゃん全然答えてへんやん!?』
🩷(まずい……完全に怪しまれてる……)
~~~~
次の問題は、アニメに関するものだった。
💚(中身・佐久間)
『はい!〇〇!!』
勢いよく立ち上がる。
出題者『正解ー!!阿部ちゃん初の正解!』
🖤『んーー?なんか、おかしくね…?』
~~~~~
~それスノ・ダンス企画~
🧡『見た!?今の阿部ちゃんのジャンプ!』
💙『佐久間並みに跳んでたぞ!!』
❤『首の使い方えぐいけど大丈夫か?首痛めるぞ!?』
一方で……
💛『今日の佐久間さ、キレもありつつ、やたらしなやかじゃない?』
🤍『大人っぽい踊りしてる……』
本人たちは、内心冷や汗だった。
~~~~~
~楽屋~
💛『なあ、何が起きてんだ。正直に話せ』
🩷💚『……実は』
すべてを打ち明けると、楽屋は一気に騒然とした。
💜『そんなことある!?』
💙『いやぁ~いいもん見せてもらったわ』
🤍『……今日の夜は、どうなることやら』
ラウールは、意味ありげににやりと笑う。
~~~~~~
~夜~
🩷『……あっ…そこっ…きもちっ…』
目の前には俺の姿をした阿部…
🩷(変な感じ……
自分が、自分を触ってるみたいで…)
視線を合わせるのが、気恥ずかしい。
一方の阿部も、
自分(阿部)の姿を前に、落ち着かない様子だった。
少し間を置いて、阿部がぽつりと提案する。
💚『……目、隠しながらヤろうか…』
🩷『……え?』
💚『このままだと、
お互い、変に意識しちゃうでしょ?』
一瞬の沈黙。
🩷『……なにそれ』
俺は小さく笑いながら、
🩷『……余計、興奮しちゃう…』
💚『…ふっw…かわいい』
夜は静かに、
ゆっくりと深まっていった。
~~~~~
~翌朝~
目を覚ますと、
すべて元に戻っていた。
🩷『……戻ってる!!!』
💚『……だね』
しばらく、気まずい沈黙。
🩷『……阿部ちゃんさ』
💚『うん』
🩷『俺、あんなふうに見えてたんだなw』
💚『……うんwすっごく貴重な経験だったわw』
互いの“当たり前”を知って、
それぞれの良さを、
しっかりと堪能した…そんな一日だった。
次回🖤🧡編