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ありさの死の8日前…
俺の名前は『チャライ』。
Aちゃんの『人格』の一人だ。
俺の他にも7人『人格』がいる。
この前はいかりさんの暴走で大変なことになったけど今では謝ってくれたしいつものようにAちゃんを支え合っていた。
だけど、今日はもう少しAちゃんのことについて理解しようということ。
いかりさんの暴走はAちゃんのことが関連して暴走したから。
いかり「じゃあ早速Aちゃんのことについて話させてもらう。Aちゃんがいじめられているのは知っているな?」
変人 「知ってるー!だって僕はいじめられた後にポジティブに考えられるようにする役目だから!」
変人くんが元気よく答えた。
もちろん俺も知っている。
俺の役目は家に帰ってきたときに親に「自分は普通に過ごしてるよ。」という風に何事もなかったかのようにすることと、Aちゃんの心臓を動かすためにダンスを踊ることだから。
いかり 「みんなそれぞれ役目がある。だけど、それだけじゃあAちゃんは救えない。」
サイコパス 「救える方法はあるのか?」
いかり 「あぁ。ある。だけどこれは…。チャライに任せた方がいいかもな…。」
チャライ 「え?」
いきなり名前を呼ばれてビックリした。
まさか自分が呼ばれるとは思っていなかったから。
でも、俺だけにしかAちゃんを救えないということ…。
チャライ 「どうやって救ったらいいですか?」
いかり 「やっぱりいじめを解決するのは人に相談するということだ。」
チャライ 「え?でもそれって俺じゃなくてもできますよね?陽キャさんや変人くん、いかりさんでもできると思いますよ?」
というかみんなできそうな気がするんだけどな。
まぁ、メンヘラちゃんは病みそうで陰キャさんは言えなさそう、サイコパスさんは殺しそう、悲しみさんはずっと泣いてそうから考えるとやっぱできなさそうか…。
でも他の3人はできると思うけど…。
いかり 「俺はキレて学校を崩壊するかもしれないだろ。あと変人は何をするかわからない。もう相談じゃなくて雑談になっている可能性もある。で、陽キャは…。」
そう言うといかりさんは陽キャさんの方を見た。
すると、陽キャさんは目をそらした。
いかり 「まぁ、できそうにないな。」
何かできない理由でもあるのだろうか?
まぁ、深くは聞かないことにした。
陽キャさん以外は全て納得した。
ということは俺がAちゃんを救うということになる。
チャライ 「がんばります。」
いかり 「あぁ、よろしく。」
変人 「がんばれー!」
陰キャ 「無理はしないでくださいね。」
陽キャ 「ファイト!」
応援をもらった。
「よし頑張るぞ。」と思ったら悲しみさんが話し出した。
悲しみ 「あの、少し気になったんですがいつ相談すればよいのですか?僕少し不安で…。グスッ」
メンヘラ 「もう今でいいんじゃない?みんないるし、どうなったか報告しなくてもすむでしょ?」
いかり 「確かに…。じゃあ今やるか。今日は日曜日だし親に相談すればいいだろ。」
チャライ 「わ、分かりました。」
親に相談か。
親にはずっと何事もなかったかのように振る舞ってきたから少し心が痛いな。
でもやるぞ!
Aちゃんの体と連動されてるパソコンの電源を入れた。
今思うと相談なんてするんじゃなかった…。
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