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この作品ってもっくんが光失病ですか?
光失病(こうしつびょう)
体が光を失ったかのように暗くなり、動くためのエネルギーを失い、最悪死に至る病気。
自分の身を削って何かを生みだす人が孤独感を感じるとき、極稀に発症する。
発症後、周りに光を纏うことがある。触ると体にくっつき、光を奪おうとする。
治療法はあるが、発症後10日以内に専門の薬を飲まなければ治らない。
大森元貴 元)〜〜~
若井滉斗 若)~~~
藤澤涼架 涼)~~~
フェーズ2
※フィクション、病気、死ネタあり
地雷の方は回れ右お願いします
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大森side…
制作期間だ。曲、作らないと。
そういえば、映画の主題歌のオファーが来ていたな。
書けない。出てこない。
大)なんでだよォ…
深呼吸して、机と向き合う
どんな歌詞で、どんなメロディで、どんなタイトルの曲にすれば…
とりあえず渡された資料読むか。
主題歌を担当する映画は、どうやら友情や絆を描いた映画らしい。歌詞を書いていると、若井と涼ちゃんの顔が思い浮かぶ。
二人は僕のことをどう思っているのだろうか。
駄目だ。若井達に居てもらおう。
大)二人とも、今暇?うち来てくれない?
すぐに返事が返ってくる
若)もちろん。すぐ行くね。
涼)暇だよ!今から行きます!
二人が居てくれて良かった。
暫くしてインターホンが鳴る
涼)元貴、来たよ〜!
若)あ、鍵開いてる。入るねー。
大)いらっしゃい。ありがとね、急に言ったのに。
涼)全然!僕らはいつでも待機してますから!
大)ありがと笑 ゆっくりしてて。
若)はーい。
あれから何時間経っただろうか。やっとAメロが思い浮かんだ。
歌詞をノートに書き込み、口ずさんでみる。
〜♪
うん、いい感じだ。少し休憩するか。
リビングに戻ると、二人がソファの上で眠っていた。壁掛け時計を見ると、午前1時を回っている。
大)やべ。起こさない方がいいかな。
二人の寝顔を見て少し安心した。
さあ、曲作りに戻ろう。
また何時間も机とにらめっこする。
今回の曲はなかなか出てこないな…。
?)コンコンッ
ん、誰だ?
若)元貴入るよー
ガチャ
涼)ごめんね、お風呂借りたよー
大)全然。てか帰ってもよかったのに。
若)帰らないよ。ご飯作ったから食べて。
大)ありがと。二人とも帰っていいよ。
若・涼)はーい
ガチャ
美味しそうなトマトパスタ。僕の大好物だ。
ふと時計を見ると午前5時。日が昇る時間だ。
大)ん、うまっ。
大)ご馳走様でした。美味しかった。
誰も居ない、静かで暗いリビングを見ているとなんだか…
ズキッ ヒュッ
大)いった….なんだ、今の。
全身が重い。こんなのいつものことだ。
曲、作らないと。やらなきゃ。
大)終わったぁ
遂にデモが完成した。とりあえず二人に報告して寝よう。
大)デモ、完成したよ。送っておくね。僕は寝ます。
また、すぐに返事が来る
若)お疲れ様。ありがとう。
涼)元貴お疲れ様〜!すぐ確認します🫡
よし、寝よう。