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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ナムジュナ王子のお話、投稿できなくてすみません!テジが書きたい気分だったので書いてみました!雑ですがどうか最後までご覧ください。

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好きだって気づいたのは五年前。

僕とジニヒョンはちょっとしたことで喧嘩をしてしまった。ヒョンは場を丸く納めようと謝ってくれたが俺はそれがなぜか納得いかなかった。仕方ないみたいな、弟みたいな、そんな立場が気にくわなかった。羨ましかった。ユンギヒョン達が。ヒョンと肩を並べて相談して、親密な関係のヒョンラインが嫌いだった。本当の弟でもないのに。いつも弟扱い。俺だって、俺だって、ちゃんと男なのに。


貴方を襲えるぐらいの力は持ってる。そんなに油断してるといつ襲われるか分からない。ジョングガとかの同担なんかは隙有ればジニヒョンを襲おうとする。まぁ、俺もだけど。多分、ジニヒョンの特別になりたかったんだと思う。そう気がついたときもう一つのある感情に気がついた。


ジニヒョンが好きだと。


🐹「やぁー!!テヒョンアァ。」


🐯「…ん、何ですか?」


本当はやめてほしかった。こういう行動を。ぎゅっと可愛い顔で抱き締めてくるところ。ジニヒョンは「ジョングガは思わせ振りが激しすぎる!」と言うが正直、ジニヒョンも同じくらいだとおもう。でも、この恋を諦めようと思ったことはない。好きになったことは仕方ない。それならとことん好きを突き通そうと思った。


恋は自由だから。駄目な恋なんて無いと思う。誰になんて言われたって諦める必要ない。これは俺の恋だから。振り向かせるだけだ。と、思っていたがそれがなかなか上手くいかない。振り向かせるが難しい。ジニヒョンは鈍感だしちょっと抜けてるし無意識に誰にでもベタベタするから俺が何をしようと上手く流されるだけ。



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🐯「もうっ、どうすればいいのさっ!」


🐥「何が?」


🐯「うわっ、ジミナッ、」


🐥「うわってなにさ!テヒョンアが僕の部屋に来たんだろ!」


🐯「あっ、ごめん。」


🐥「ハイハイ。謝るなんてらしくないね。それで?またジニヒョンのこと?」


🐯「それがさぁ~ジニヒョン、鈍感すぎて全然気持ちに気づいてくれないの!」


🐥「はぁ、昨日と同じこといってるじゃん!」


🐯「仕方ないでしょ!本当に気づいてくれないんだもん。」


🐥「ん~噂好きのテヒョナなら知ってると思ったんだけどなぁ…テヒョナさ、こういう噂知らない?」


『恋は押して駄目なら引いてみろだよ!!』


🐯「ひっ、引く?」


🐥「そう!テヒョナはいつもベタベタしてるからさ、少しは素っ気なくしてみるんだよ!そしたらジニヒョンもあれ?テヒョナどうして構ってくれない?って気にかけてくれるかもよ。」


🐯「失って気がつくみたいな?」


🐥「そう!それそれ!」


🐯「えぇ~引く?そんなの俺が我慢できないよぉ…」


🐥「もぉう!!そんな弱気だったら僕がジニヒョン、もらうからね!」


🐯「だっ、駄目!!!やる!絶対やってやる!」


これが悪夢の幕開けだったのである。


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俺はすぐに作戦を決行した。ジニヒョンをこれでもかってぐらいに避けて避けて避けまくった。悲しそうに俺のことを見つめるジニヒョンが可愛すぎていつも抱き締めたくなる。ジミナ、ありがとう!!これ、結構いい感じかも!!

調子に乗っていると奥からジニヒョンを連れたジョングガの姿が見えた。ジニヒョンは目を擦りながら鼻を鳴らしている。ジニヒョン、泣いてた?でも、どうして……


🐰「テヒョンニヒョン!!」


🐯「わっ、なっ、何?!」


🐰「ジニヒョンを泣かせたのは貴方ですね!?」


🐯「えっ?」



それからジョングガのお説教タイムが始まった。


🐰「ジニヒョン、僕に泣いて相談してきたんですよ!?テヒョナが構ってくれないって!!」


🐰「何ですかそれ!?羨ましいんですけど!!じゃなくて…あっ、あのですね!!貴方はジニヒョンのこと好きなんですよね!?」



え?今、こいつなんていった?俺がジニヒョンを?それをジニヒョンの前で?


🐯「ばっ、ジョングガっ!!なにバラシしてんだよ!あっ、ジニヒョン!違いますからねっ!こいつが、ただ変なこといっただけで…ジニヒョン?」


目の前に顔を真っ赤にして涙を流すジニヒョンがいる。服は少し乱れていて髪もボサボサ。正直にいっていい?えろい。

なんてアホなことをぬかしているとジニヒョンが俺にぎゅっと抱きついた。


🐹「よかっっったぁ………僕っ、嫌われたかと、思った……」


🐯「嫌われた!?なわけないでしょう!!だって俺は…」


『貴方が好きすぎるのに。』

俺はこの言葉を飲み込んで「何でもないです。」と話を終わらせた。ひよってたとかビビったとかじゃなくてただ、今じゃないなって思った。ジョングガもいるし、いつかちゃんとこの思いを伝えたい。


ジミナやジョングガに取られる前に。

ヒョン達に取られる前に。


俺のにして見せる。


俺はこの思いを胸にしてジニヒョンをそっと抱き締め返した。


取られる前に。終わり


🐥「チェ……良い感じになってやんの……次は僕とジニヒョンのお話にしてよぉ!!!」


お姫様ソクジナがただ単に愛される短編集。

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コメント

12

ユーザー

ジミン氏かわいいww 今回も最高👍 ジナ、本当に長男か?w

ユーザー

じみんちゃん可愛い笑 それに、やっぱこの連載神です…

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