題:あの子のヒミツ 前回のつづきから
「爽舞!あっあのさぁ、玲李奈また倒れちゃって…」爽舞:「うん、聞いた。」美咲:「ごめんっ!」爽舞は、首を傾げた。それもそう…私のせいだもん。爽舞:「美咲は、悪くないよ。玲李奈ちゃんが倒れたのは、仕方ないことだもん。」私は、急に胸が熱くなった。自分でもびっくりするほど…そのまま私はダッシュ帰った。美咲のお母さん:「あっ美咲おかえりなさい!」 ダン! 私は勢いよく自分の部屋のドアを閉めた。爽舞は玲李奈が好き、爽舞は玲李奈が好き、爽舞は玲李奈が好きと、なんども言い聞かせた。まさか、幼馴染の爽舞を好きになちゃうなんて…信じられなかった。信じたくなかった。それ以来、学校で意識してしまうようになってしまった。班のプリント回収、話しかけられた時など、声が裏返ったり顔が真っ赤になったりした。爽舞のことが好きで、私のことを嫌ってくる苦手な人、流羽奈が「あんた、調子乗ってんじゃないわよ!」と影で言われた。何!?他人ごとに口挟むあんたの方がよっぽどおかしいと思うけでね💢心のなかで思っていた。マジ気分下がるー。
数ヶ月して玲李奈が退院した。みんな玲李奈のまわりにいって大丈夫だったー?そのセリフが何個も聞こえて来た。玲李奈はずっとうなずいて、下を向いたまま…玲李奈はみんなの前で一度も笑った事がない。昼休み玲李奈が血圧や心拍数を測るために保健室に行った。その間、みんなで誰がさきに、玲李奈を笑わせることができるかゲームみたいなのが始まった。みんな1日1回、面白ろ話を持ってくるのが条件。なんだか嫌な予感… つづく
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