俺は花垣武道、どこにでもいる平凡なニートだ。
その日、バイトの帰りだった。
やけに子供の声が聞こえた。それもすぐ近くに。
俺は気になって周りを見渡した。
そこには、複数のダンボールに
子供が12人くらい入っていた。
俺は驚いた。
持って帰るべきか、警察に連絡するか、
普通の人なら警察に連絡するのに、何故か俺は警察に連絡なんてしなかった
仮に警察に連絡したとしよう。あの子供達は親の元へ行く。
それはいいのだが、あの子供達は、ただ道に迷ったようではなかった。
自ら家出してきたような。 そんな感じがする。
俺は子供達に声を掛けた。
「君達、親は?」
そうすると、皆、首を横に振る。
俺が戸惑っていると、一人の男が声を上げた。
「おかあさんはいる、」
「そだててあげられないって、、」
「もうむりだって、」
と、ピンクゴールドの髪色をした男の子が言った。
俺は考えた。
このまま放置しているときっと飢えて死んでしまう。
育てるにしてもお金があまりない。
悩んでいると、今度は吊り目で黒い髪色の白メッシュの子が話しかけてきた。
「か、かねならある…………」
その時見せたお金はざっと見て50万くらいの札束だった。
「ありがたいけどこんな大金受け取れないよ……」
それでもお金を押し付けてくるものだから、俺はため息をついてその50万の札束を受け取って
子供たちを育てることにした。
〜12人の子供紹介〜
1 佐野 万次郎
2 龍宮寺 堅
3 三ツ谷 隆
4 松野 千冬
5 場地 圭介
6 羽宮 一虎
7 九井 一
8 乾 青宗
9 鶴蝶
10 黒川 イザナ
11 灰谷 蘭
12 灰谷 竜胆
です!
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つづき、ほちいたん⭐️