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コメント
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番外編最終話、読み終わりました。勝敗以上に、互いを認め合う二人の結びつきが深く印象に残りました。「次は負けねぇよ」と笑う古流斬さんに、確かな成長を感じます。閻魔さんの登場でほっとする空気もあって、良い締めくくりでした。お疲れ様です!
番外編「傲慢との決闘」最終話「最高の決着」
曖昧と理想の空間。
空間は限界を迎えていた。
ひび割れは広がり、崩壊まであとわずか。
古流斬と傲慢は互いを見つめる。
「最後だ。」
「ああ。」
二人は同時に踏み込んだ。
刀と理想が交差する。
一瞬――。
勝負は決した。
傲慢の一撃が古流斬の胸を貫いた。
古流斬はその場で膝をつき、小さく笑う。
「……やられた。」
「やるなぁ。」
「久しぶりに敗北したなぁ。」
傲慢は理想を消し、静かに笑う。
「はは……。」
「やはり本気の戦いはいい。」
「心が躍る。」
古流斬も笑いながら立ち上がる。
「だな。」
「負けたけど、後悔はねぇ。」
傲慢は古流斬を真っすぐ見つめる。
「お前を殺すのは惜しい。」
「お前はまだ強くなる。」
「いつか……私を超えてみせろ。」
その言葉に、古流斬は頭をかいた。
「うわぁ。」
「きつい宿題押し付けてくるなぁ。」
「頑張らねぇと、防衛軍のみんなに笑われる。」
傲慢は珍しく声を上げて笑った。
「ははは!」
「期待しているぞ。」
その瞬間。
バリンッ!!
曖昧と理想の空間が完全に崩壊する。
二人は地獄へ戻ってきた。
待っていた閻魔は二人の姿を見るなり、大きくため息をつく。
「……無事終わったか。」
古流斬は苦笑する。
「終わった終わった。」
「めちゃくちゃ楽しかったぞ。」
少し間を置き、疲れ切った表情で続けた。
「……でも。」
「あの戦いは二度とごめんだ。」
「疲れすぎる。」
傲慢も静かに頷く。
「同感だ。」
「次に戦う時も本気だろう。」
「だからこそ、その時まで生き延びろ。」
古流斬は笑って親指を立てた。
「おう。」
「次は負けねぇよ。」
傲慢も小さく笑う。
「その言葉を待っていた。」
こうして、世界最強の人間と最強の悪魔の決闘は幕を閉じた。
勝者は傲慢。
しかし二人にとって、この戦いは勝敗以上の価値を持つものだった。