テラーノベル
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主はファンブック読んでないです
解釈違いかもしれません
それでいいならどうぞ
ミスターブラックの誕生日
「さぁて授業始まるよ」
「先生だるいです」
「そうだねー。永眠と授業どっちがいい?」
「すいませんでした」
「先生怖いです」
「レッドが悪いんだよ」
「…..確かに」
「おい弟納得すんな」
「まぁでも少しだるいよな、俺たちの誕生日のお祝いした次の日だもんな」
今日は珍しくレッドブルー兄弟とすまない先生だけ。他の生徒は依頼やらでいない。
そして先日レッドブルー兄弟の誕生日をすまない先生がお祝いしてくれた。もちろんクラスメイトもいたのだが、
「ミスターバナナは料理の腕はいいけどよ、
普通あんなことするか?」
あの日何があったかもう一度双子は思い出す
「ミスターバナナの料理美味いな」
「ありがとう。僕の腕も鍛えることができるから一石二鳥だ。」
みんなで乾杯の温度をとったあと、みんなミスターバナナの料理を食べていた。
そのときすまない先生は、「本当だよ」と言いつつここにある料理の5割を平らげかけていた。
「……すまない先生、今日は誰の誕生日ですか?」
ミスターブラックの問いにすまない先生はキョトンと
「誰ってミスターレッドとブルーのだろう」
「わかっているならなぜ貴方はあの双子よりも食べているんですか?
食べるなとは言いませんがせめて量は減らしてください」
「すまない」とすまない先生は皿を置き、ニヤリと笑って
「じゃあせっかくだしゲームでもやってみない?」
といった。
その先生の一言でビンゴ大会が始まった。
「景品はお楽しみだよ♪」
とすまない先生は元々する気だったのか景品もちゃっかりある。
だとしたら
「おい、弟絶対に勝つぞ!」
「もちろんだ兄貴」
それが悲劇の始まりだと知らずに、
十分後、、
「よしリーチだ」
「ほんとか兄貴!早いな」
「お前もリーチの一歩手前だろ。まっ俺にはまだ勝てないけどな」
「絶対に兄貴に勝って見せるからな」
「へいへい」
「では次の番号言うよ〜
22番!!」
「よっしゃ当たりだぜ」
ミスターレッドがビンゴになった。
しかし、
「悪いが僕もだ」
「げ、まじかよミスターバナナ」
そうミスターバナナもビンゴだったのだ。
「じゃんけんで決めないか?」
「それはいいな」
ミスターレッドがじゃんけんを提案する。
「いくぞ」
「「じゃんけん」」
「「ぽん」」
勝ったのは
ミスターバナナだった。
「っちまぁいいや。
景品は何だ?」
「ふっふっふっそれはね〜….))バンッ
「え?」
ミスターバナナが景品を撃ち抜いていた。
「何で打ったんだい?ミスターバナナ?」
すまない先生が問うと、ミスターバナナは怒りを滲ませながら
「これは携帯。つまり会社はアップルでしょう
僕はりんごが嫌いだ。だから滅した。」
「…….」
無言になってしまうみんな。
「じゃあ俺にくれても良かったんじゃね」
そんな引き気味のレッドの呟きが会場に静かに響いていた。
、、、「まじで何で打ったんだよ、新しいスマホが欲しかったのにな」
「ほんとほんと、僕がせっかく貯金して買ったのに、」
いつのまにか先生も会話に入っている
「もしかしてすまない先生はあの日めっちゃ食べてたんじゃないですか?
食費を抑えてスマホが買えるようにって」
「なるほど。そう言うことか。さすが兄貴だぜ。」
その双子の言葉にすまない先生は気まずそうに言う
「いや、全然食べてたし、何ならミスターブラックに食欲が少なくなる薬をもらっていたんだよね」
「「ただの食いしん坊かい」」二人のツッコミが教室に響き渡った。
下校時刻
「なぁ兄貴
そろそろミスターブラックの誕生日だぜ
何を送るつもりなんだ?」
「まだ決めてねーよ
そもそもあいつに欲しいものあるか?」
「俺に言われても知らねーよ兄貴」
ミスターブラックの誕生日は9月6日だ。あと一週間だ
双子はうーんと頭を抱えてしまう。
そのとき、「あれっ?まだ残っていたのか君たち」
すまない先生がドアを開けながら入ってくる。
双子はすまない先生にすぐさま飛びつく。
「先生。ミスターブラックの欲しいものって何だと思いますか?」
「うーん無難で言うなら、パソコンとか?」
「俺たちお金なくて買えないぜ先生」
「うーんあの子が本当に欲しいものか…..意外と僕は知らないな。」
「えっずっと一緒にいるのにですか?」
「まぁね、本心を聞いたことがないからね」
「まじかよ。難しいじゃないか」
双子とすまない先生はまたうーんと考え込んでしまった
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