テラーノベル
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いまからこんな未来が待っているなんてその頃の
僕は未来なんて嫌いになっていたかもしれない
嫌?100%信じねえ…
信じたくなかった君が元男だったなんて、
口が避けてもこんな事言えねえ、
キミを他のやつになんて意地でも渡したくなかった。
名前も知らなかったはずだ……なぜ僕は覚えているんだ。
キミはきっと僕のことなんて知らないはずなのに、
「ねえどうしてそんな顔で見つめるのさ、ミキト」
ぼんやりしたキミが顔を近づけてそう言う。
その問いに対して僕は
「キミはモカなの?ねえ眠らないで」
と話した。
その記憶が現実味を帯びていてなんだかすっかり夢を見ているようだった。
コメント
5件
うわあ、これは…冒頭の「未来なんて嫌いになっていたかもしれない」っていう一文からもう掴まれました。 過去と現在、記憶と認識がねじれて交差していく感じがすごく好きです。特に「なぜ僕は覚えているんだ」「キミはきっと僕のことなんて知らないはずなのに」っていうミキトの焦燥感——これ、明らかに後で効いてくる伏線ですよね。 それでいて、モカがすっと顔を近づけて名前を呼ぶ流れがとても自然で。「夢を見ているようだった」って締めも、この非現実的な記憶の輪郭をそのまま詩的に閉じてて、実に巧みだと思います。続きが気になる〜!
#異世界転移
花月夜れん
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