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月戸 夕空
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めんだこっち
201
今日は少し嫌なことがあった。
嫌になって、 一人で歩く帰路の途中。
下を向いて歩く僕の口から、
ふと出てしまった長い溜め息。
それが白色なって、
ゆっくりと夜の空へ消えた。
なんだかそれを眺めていると、
溜め息と一緒に、
悩みも愚痴も空へ消えていったようで。
胸のつかえが取れて、
少しだけスッキリした。
「ふーっ」
確かめるように、
今度はわざともう一度、
大きく息を吐き出してみる。
完全に消えてしまう前の、
僕の白い息。
よし、明日もまた頑張ろう。
コメント
1件
読んだよー!短いけど、心に染みた…。 僕も落ち込んだ帰り道、よく空とか見上げちゃうんだけど、白い息が悩みごとと一緒に消えていくって捉え方がめっちゃ好き。わざともう一回吐いて確かめるところ、分かるなあ。ちょっとしたことで気持ちって切り替えられるよね。明日も頑張ろうって思えるラスト、温かかった。寒い季節のほっこり話、ありがと!