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文仙書きてぇなぁ
あ、そうだ 熱出した設定にしよう。「もろネタ切れ 」
熱出た場合 潮江文次郎の場合
付き合ってる設定にしときます。
解釈違いがあるかもしれませんがご了承ください。
まだ忍たまの設定全部知ってる訳ではないので。
朝
ここは忍術学園 。忍者のたまご 、忍たまがここで忍術を学ぶ学園である。
そしてここは6年い組の潮江文次郎と、立花仙蔵2人の 部屋である。
立花仙蔵「文次郎、どうしたんだ。顔が赤いぞ?まさか熱でも出たのか?」
潮江文次郎「あ?いや、そんなこたぁねえよ。昨日夜池で寝て風邪ひいたとかじゃ全くねぇからな」
立花仙蔵「だから昨日夜居なかったのか、池で寝るのはまぁいつもやっているから驚きはせんが、いつもやってるそれだけで身体を壊すとは思わなかったな。」
潮江文次郎「まだまだ鍛錬が足りなかったって事か。つう事だからギンギンに鍛錬してくるぜ、ゴホゴホ」
立花仙蔵「待て、文次郎!熱と咳を出してる奴は鍛錬などしてないで休んでおけ!」
潮江文次郎「仙蔵!大丈夫だっつーの!この通りギンギンに元気だぞ?ゴホッ!」
立花仙蔵「いや、顔色が悪いし咳も出ている、クマもいつもよりひどいぞ。いいから布団に入れ。焙烙火矢をぶち込まれたくなければ大人しく布団に入る方が身のためだぞ」
潮江文次郎「ッてやめろやめろ!クマはいつもの事だろ!というかここお前の部屋でもあるんだぞ!?…..ゴホッ、わかったよ布団に入りゃいいんだろ?ったく俺は全然大丈夫だってのに」
立花仙蔵(どこが大丈夫なのだ、全く。)「そこで大人しく寝ていろ私が伊作を呼んでやるから」
潮江文次郎「ゴホゴホ、わかったよ。—悪ぃな。」
立花仙蔵「ふん、鍛錬して風邪が悪化してうっかり 後輩達に移りでもしたら困るからな」
そう言うと仙蔵は伊作を呼びに行った。
潮江文次郎(,,,,,クソっ鍛練したくてしょうがねぇ—–でも、この後仙蔵に看病されるってのもいいかもしんねぇな。布団に入ると眠くなんの熱があるからか…..伊作来たらおこしてくれんだろ。ちぃと寝てるか。)
5分後。仙蔵は伊作を連れて文次郎と自分の部屋の前に着いた
立花仙蔵「文次郎、連れてきたぞ……?文次郎?」
部屋を開けると文次郎が寝ていた
善法寺伊作「あれ、寝ちゃってるね。具合やっぱり悪いじゃない、これで鍛錬行こうとしたの?」
立花仙蔵「あぁ、全く鍛錬バカなヤツだ。文次郎起きろ伊作を連れてきたぞ。」
潮江文次郎「ゴホッゴホッ!…..ん、来たか悪いな。休みの朝っぱらから」
善法寺伊作「全然大丈夫さ、結構辛そうじゃないか。大丈夫かい?」
潮江文次郎「まぁ、咳が出て熱が少しあるだけだ。」
立花仙蔵「嘘だな、身体だるさとかあるだろう。」
潮江文次郎「…..バレたか。」
診察中……..
善法寺伊作「うん、普通の風邪だと思うからこの薬だけ飲んで大人しくしてるんだよ?」
潮江文次郎「あぁ、分かったよ。」
立花仙蔵「心配するな伊作。同室の私が見張っているからな。」
善法寺伊作「うん、それなら安心だね、それじゃあ僕は行くよ。仙蔵も文次郎の風邪伝染らないように気をつけてね」
立花仙蔵「大丈夫だ。その時は文次郎を散々こき使ってやるからな。」
潮江文次郎「ったく、仙蔵に風邪移さねぇようにしねぇとな。」
善法寺伊作「ふふ、じゃあお大事に。」
潮江文次郎「あぁ、ありがとな」
伊作は手を振ると部屋を出ていった。
立花仙蔵「文次郎、寝て大人しくしておけ。」
潮江文次郎「わかってるつーの。」
立花仙蔵「そうか、それならいい、私はやる事があるから少し行ってくる。」
潮江文次郎「おう、仕方ねぇ。俺は寝るしか無さそうだな。」
そう言うと文次郎先程伊作にもらった薬を飲むと、布団に入り、目を閉じた。すると1分も経たずに寝息が聞こえてくる。
立花仙蔵「……さて、私もやれる事をするか。」(こうも大人しく寝ている文次郎もなかなか見れんな)
数刻後
文次郎視点
潮江文次郎「ん………ゴホッゴホッ!」
起きて体を起こすと俺のデコから濡れタオルが俺の体の上に落ちた。仙蔵がやってくれたのだろうか、部屋を見渡すが仙蔵は居ない。まだ体にだるさは感じるが熱は少しは引いた気がする。(ぐぅぅぅ)……腹減ったな。そんなことを思いながらぼんやりしてると、足音がして俺の部屋の前で足音は止まり戸が開いた。すると小さな土鍋をもった仙蔵が立っていた。
立花仙蔵「おぉ、起きたか文次郎。ちょうど起こそうと思っていたところだ、お粥を食堂のおばちゃんに作ってもらったが食べられそうか?」
そう言うと仙蔵は俺の布団の隣に土鍋を置いて蓋を開けた。するとまだ温かい湯気が上がっていていて、中は卵粥だった。美味そう
潮江文次郎「あぁ別に食える、ありがとな仙蔵」
立花仙蔵「別に大した事はしていない。」
潮江文次郎「われ 今幸いにこの清き食を受く つつしんで食の来由をたずねて 味の濃淡を問わず その功徳を念じて品の多少をえらばじ いただきます。…..ん、食堂のおばちゃんの卵粥うまいな、さすがだ。」
でも、この粥は一段と美味しい気がした。気のせいだろうか?
立花仙蔵「……ふむ、私が食べさてやろうか?」
潮江文次郎「!ば、バカタレ!そんな甘えて居られるか!」
立花仙蔵「何をムキになっている、冗談だ。」
潮江文次郎「全く、からかうなよ….」
立花仙蔵「…..卵粥 美味そうだな文次郎、私にも1口よこせ。」
そう言うと仙蔵があ、と口を開けた。
潮江文次郎「!?何を言っている、風邪が移るだろうが、ダメだ!」
立花仙蔵「移ったら文次郎が私を看病すればいいだけの話だろう?いいから早くよこせ。」
ふっと軽く笑いながら言った仙蔵は再び口開け早くよこせとせがんでくる….ああ、移っても知らねぇぞ。
潮江文次郎「はぁ、ったく忠告はしたぞ。本当に移っても知らんからな!…..ほらよ。」
フーフーと少し粥を冷まして仙蔵の口に卵粥を口に入れてやると。
立花仙蔵「んむ、んまいな。ちゃんと上手く出来ているな……..よかった。」
は?仙蔵は今何と言った?上手くできている?良かった??まるで仙蔵が自分で作ったと言うような口ぶり。
潮江文次郎「っまさか仙蔵 この卵粥、お前自分で作ったのか??」
立花仙蔵「あぁ、バレたか?美味いだろう?」
潮江文次郎「だ、だって食堂のおばちゃんが作ったってお前言ってただろうが。」
立花仙蔵「少し教わっただけでほぼ私の自作だ。」
あぁ、コイツは…..仙蔵は俺に手作りの粥を作ってくれるほど俺の事を大切に思ってくれているんだ…….そうか、だから何故かこの粥だけいつも以上に美味しいのだ、と納得してしまった。俺の胸に温かい何かが渦巻くきっとそれは…..めっちゃ嬉しい
仙蔵視点
私が作ったと言った途端に急に喋らないし粥も食べてくれなくなってしまった。私の作った粥は嫌だと、そう言う事なのだろうか。
潮江文次郎「…..」
立花仙蔵「…文次郎?私の作った粥は気に入らんのか…っ!?..」
文次郎は急に私の手を掴むと引き寄せられ、文次郎の腕に抱きしめられていた。
潮江文次郎「仙蔵、ありがとうな。俺の為にこんなうめぇ粥作ってくれて。すげぇうめぇし…..何よりお前が俺に手作りで作ってくれたのがすっげぇ嬉しい。」
そう言うと文次郎は見たことの無いような微笑みを見せ私に言った。こんなに喜んでもらえたのは予想外だった。だが嬉しいことこの上ない。
立花仙蔵「っ!い、いや。たまには作って見るのもいいかと思っただけだ。」
潮江文次郎「仙蔵……」
立花仙蔵「文次郎…..?」
文次郎は少し赤い顔をこちらに近ずけてくる。あぁ、これは….私には拒否…..
七松小平太「文次郎ー!大丈夫かー?!ちょーじと一緒に見舞いに来たぞー!!(ガラッ!)……..あれ?どうしたんだ文次郎そんな顔赤くなって!熱そんなひどいのか?!」
小平太が素早く戸を開けては部屋に入ってきた、私達は咄嗟に体をばっと離す。見られたら私の身がもたん。
潮江文次郎「い、ぃや?んなこたぁねえよ!な、仙蔵!?」
立花仙蔵「あ、あぁ全然問題は無い。」
中在家長次「…….取り込み中、だったか。」
立花仙蔵「そんな訳なかろう、そんなこと一切断じてない、安心しろ。」
中在家長次「もそ……すまん。」
潮江文次郎「ゴホッゴホッ!!だからちげえって!!」
七松小平太「あ、そうだ!風邪はどうなんだ文次郎!治ったのか?」
潮江文次郎「今の聞こえなかったか!?咳出てんだろ!?」
立花仙蔵「まったく、でもそれだけ元気なら熱は引いているだろう。あとは安静にしていろ。」
中在家長次「もそ…..元気になって、よかった。」
潮江文次郎「まだ全部治った訳じゃねぇけどな。」
七松小平太「お!卵粥!これ美味そうだな!!誰が作ったんだ?」
立花仙蔵「あぁ、私だ。」
七松小平太「美味しそう!私にも頼む!!」
立花仙蔵「….あぁ、いいぞ。」
七松小平太「ほんとか!?やった!ちょうどお昼だしな!作ってくれ!」
立花仙蔵「あぁ、そうだな。では文次郎私は食堂へ行ってくる。小平太、行くぞ。」
七松小平太「あぁ!行ってくるぞ長次!」
中在家長次「もそもそ…..」
そして仙蔵と小平太は出ていった。
潮江文次郎「ったくちょうどいい時にきたよな、本当」
中在家長次「もそ….すまなかった。」
潮江文次郎「まぁいいけどよ。あいつと二人きりになんていつでもなれる、同室だしな。」
小平太は仙蔵が作った卵粥を食べて満足して部屋に帰ってきたのでした。
そして次の日文次郎は元気になりギンギンに仙蔵とイチャイチャしたのでした★
おわり
文仙要素あんま無い訳ではないとおもいますがどうでしたでしょうか。
まだあんまり口調とかよくわかってないので違和感あったらごめんなさい!
風邪ひいたバージョン仙蔵のほうも思いついたら書きます!
ここまで読んでくれてありがとうございました。