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夏のインターハイまであと僅か。
去年も、一昨年も、白鳥沢学園が全国に進んだ。
だから今年もきっと。
行けるはず。
そして、お兄ちゃんも試合に出れるよね、、?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ワシジョウ「今からインターハイのスタメンにユニフォームを渡す」
「1番!若利」
やっぱり牛島さんは1番だ。
「3番!英太!」
鷲匠監督にバシッと肩を叩かれる瀬見さん。
瀬見さん、自主練頑張ってたもんな
あいつ喜ぶだろうな
「4番!獅音!」
「5番!覚!」
6番…7番と順番を呼ばれてく。
「8番!工!」
ゴシキ「はいぃいい!!!」
五色はびっくりしたのか、声が裏返ってる。
だっさ。
まあ、すげえんじゃねえの。
1年でスタメン入りなんて。
「10番!賢二郎!」
シラブ「はいっ!」
まじかよ。
鷲匠監督にセッターで練習試合や練習させてもらってたのって…俺…
牛島さんと一緒のコートに立てるんだ!!!
よっしゃああああ!!!!!
サトリ「けんじろ〜も、工もスタメンおめでとう〜♪2人とも〜練習頑張ってたもんネ☆」
天童さんが、俺と五色の肩を組んで言う。
俺の顔を除きこんでニヤニヤしてる。
え、やば
顔に出てたかも。
ゴシキ「はいっ!!!努力してきたかいがありました!!グスッ
牛島しゃん!!俺!負けませんからね゛!!」
と五色は嬉し泣きしながら言う。
うっせえな。
いちいちいつも張り合ってて疲れねーのかなこいつ。
まず一緒にコートに立てることを喜べよばか
シラブ「お前が牛島さんに勝てるわけねーだろばーか」
嫌味っぽく言ってやると
ゴシキ「なっ!?僕にだって勝算はあるんですぅ!」
シラブ「ふーん」
俺は牛島さんに憧れてここに来たんだ。
牛島さん以上なんか現れてたまるかってんだ
いちいちうるせぇ
ほんとこのおかっぱ小僧が
ワカトシ「ああ、頑張れ五色」
ゴシキ「ガッ…..!?!?!?」
サトリ「素で応援してるからすごいヨネ〜」
五色のバカに何言われても動じない牛島さん!
今日もかっこいい!!!
それに!!牛島さんと同じコートに立てる。
本当にここに来てよかった
嬉しい!!!
やべぇ、ちょっと泣きそ
天童さんにバレたらだるいな。
俺は、もらったユニフォームをギュッと握りしめ小さくガッツポーズをした。