テラーノベル
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誰かを笑顔にしたい。いつもそう思っていた。しかし、私はどんどん時が流れるにつれて自分の笑顔もみんなの笑顔も何もかもが消えていく…(こんな私がもっとフェニランとかでみんなを笑顔にできるのかな…)私はそう考えた。
私は鳳えむ。宮益坂女子学園という高等学校に通っている2年生。フェニックスワンダーランドでというテーマパークでワンダーランズショウタイムというグループにも所属している。同じ学校じゃないけど、メンバーは神山高校にいる司くん、寧々ちゃん、類くんと言う、優しくて楽しいみんなと共にわんだほーいなショーを作り上げている。
ある日のこと、私は廊下で穂波ちゃんを見つけた。穂波ちゃんを、笑顔でわんだほーいにしたいと思った。私は、
えむ「穂波ちゃーん!わんだほーい!」
と後ろから突撃して言った。でも…
穂波「え!?あ…わ…わんだほーい…?でいいのかな?」
えむ「う、うん!!わんだほーい…(あ、あれ…?おかしいな…)」
サーッと血の気が引き、顔は青ざめ、心臓がバクバクと鳴った。穂波ちゃんはびっくりして困惑したかのように「わんだほーい」と言ってくれた。その時の穂波ちゃんは笑顔なんかじゃない。まるで愛想笑いだ。だから私は逆に穂波ちゃんを困らせてしまったかもしれないと思った。いつもだったら「みんなこれで笑顔になってくれるはず!」と…私は思っていたのに。自分の考えが間違っていた?それとも、穂波ちゃんは疲れていただけだったのだろうか…?私は頭の中がメリーゴーランドのようにくるくると回って混乱状態になった。
えむ「で、でも…他の子なら…笑顔になってくれるはずだよね…」と、その時の私は思っていた。
学校の授業が一段落し、昼休みになった。私はあの時のリベンジをしようと思い、廊下を歩いてると、友達のこはねちゃんを見つけた。
えむ「(よし!リベンジ!)あ!こはねちゃんだー!わんだほーい!」
こはね「ふぇっ!?…あ…わ、わんだほーい…///」
えむ「(あれれ…おかしいな…)」
こはねちゃんはあの時の穂波ちゃんと同じように困った表情を浮かべて恥ずかしがるように「わんだほーい」と言った。こはねちゃんの顔には笑顔もない。やはり愛想笑いのようだった。私は「また…笑顔にできなかった…」と悲しみながら小さな声で呟いた。でも「まだ諦めないでみんなを笑顔にしたい!」と私は心の中で決めて、もう一度同じようにやってみようと思い、友達のみんなを見つけては「わんだほーい」と言った。…しかし…みんなは穂波ちゃんやこはねちゃんと同じようなリアクションをして困った表情、そして愛想笑いをしたような顔で「わんだほーい」と言っただけだった。
えむ「穂波ちゃんもこはねちゃんもみんなも…全く笑顔にできなかった…今日はどうしちゃったんだろう…」
私はもう駄目だと考えたが、その時の私はまだここで諦めなかった。
えむ「こうなったらフェニランで…!」
このまま…私はみんなを笑顔にできるのだろうか…
ゆっきーな
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#暁山瑞希
ねる
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コメント
3件
「わんだほーい!」って元気よく飛び込んでいくえむちゃんの明るさが、逆に相手を困らせてしまう切なさ…すごく伝わってきました。穂波ちゃんやこはねちゃんが「わんだほーい」と返してくれたけど、笑顔じゃなかったっていう描写が胸に刺さります。特に「サーッと血の気が引き、顔は青ざめ」って一文で、えむちゃんの動揺がリアルに浮かびました。でも最後まで諦めずに「フェニランで!」って思うところが、えむちゃんらしくて好きです。続き、どうなっちゃうんだろう…気になります!