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「 赫 、 早く ~ ! 」
「 何だ よ 、 」
「 俺 今日 いっぱい 回る コース 考えて きた の 、 見て ゞ ! 」
「 うわ 、 びっちり 書き込んで ん じゃん 。 」
「 楽しみ だった の ! 」
桃 が とにかく 可愛い の は 毎日 変わらない 。 それ だけ が 救い だ 。
… あ 、 そろ ゞ …
「 桃 、 こっち 見て ? 」
「 ん 、 な ~ に ? 」
「 ん … っ … ⸝⸝ 」
とりあえず 当たり前 の よう に キス して おく 。
「 な 、 何 して 、 っ … ⸝⸝ 」
「 ちょっと … 桃 不足 で 死にそう だった から … 」
まあ 本当 は 、 そろ ゞ ナンパ されそう だった から 虫除け した だけ だ けど な 。
何 に せよ ラッキー で は ある 。
「 も ~ … 皆 見てる よ … ⸝⸝ 」
「 可愛い 桃 は 俺 の って 証明 できた から 良い の 。 」
「 ~ … ⸝⸝ 」
「 ほら 、 時間 無くなる ぞ 、 」
「 あ 、 そう だった … 」
今日 は 何 する べき か … まだ やって ない こと と 言えば …
「 あ 、 そう だ 。 」
「 どう か した ? 」
「 今日 は ずっと 手 繋いどこ ? 」
「 いつも 繋いでる じゃん … ? 」
「 そう じゃ なくて … スマホ なし で 。 」
「 いつも スマホ 見てる の 赫 でしょ … 」
「 だから だ よ 、 今日 は お前 を 隅 から 隅 まで 堪能 して やる 。 」
「 … ⸝⸝ 」
最近 俺 は 、 スマホ を 迂闊 に 見れなく なった 。 いつ 桃 が 事故 に 遭う か 分からない から 。
… 事故 の 時間帯 は 一緒 じゃ ない の か って ?
一緒 だ と しても 。 愛する 人 の 命 かかってる ん だ よ 。 スマホ なんて 見て られっか よ 。
「 赫 ~ ? 」
「 ん 、 何 」
「 最初 あっち ! 」
「 はい ゞ 、 」
俺 の 横 で 呑気 に はしゃぐ 桃 が 可愛い 。
お前 の 笑顔 が あれば 世界 救える 。 まじ で 。
だから 、 俺 は お前 を 何度 も 助ける よ 、 桃 。