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🎈「師匠、きのここれはどこに置けば?」

両手いっぱいにキノコを抱え込んだ類は寧々に問う

寧々は大釜に薬草などを入れかき混ぜる

🤖「そこに置いておいて。あとで使うから」

🎈「承知しました」

類がキノコを置くのを確認し、寧々は類の目を見て微笑んだ

🤖「ありがとう類。助かるよ」

🎈「フフ、ありがとうございます。こんな夫がいたらさぞかし便利でしょうねぇ」

🤖「助手で十分足りてるよ」

寧々は軽くあしらった

ところで、と類は口を開く

🎈「今回はなにを作っているんですか?」

🤖「……」

寧々は集中したような顔をして黙り込んだ

こうなったら寧々はなにをしても反応しないので、類は諦めて魔導書を読み始めた

魔導書には寧々が書いたであろうメモ書きや、たくさんの付箋がついていた


🤖「…ふぅ」

大釜の中の液体で体を汚していた寧々は、作業を終えたのか座り込んだ

🎈「お疲れ様です。こちら、どうぞ」

類は紅茶の入ったマグカップを寧々に渡した

🤖「ありがとう。…なんでマグカップに紅茶?」

🎈「?カップはカップですので」

🤖(紅茶用のカップがあるのになぁ)

こういうところは合わないなと感じながら、寧々は紅茶に口をつけた

🎈「今日はお菓子もありますが、いかがですか?」

🤖「…今日はいいかな。ちょっと疲れちゃった。寝る」

夕飯までには起きるから、と言い残し、寧々は自室に入って行った

実験室には取り残され類と禍々しく光る大釜の液体があるだけだった


寧々は自室で考え事をしていた

類に、あの時の真実を言うべきか

自身のしたことは罪か

類にお願いをするべきか

🤖「どうしたものかな」


コンコン

類は寧々の部屋のドアを叩いた

🎈「師匠、ご飯ですよ」

部屋の中からごそっという音が聞こえた

🤖「うん、今行くよ」

今日のご飯はなにかな

この幸せは、崩れてしまうものなのだろうか


僕らの魔法はきっとまた

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