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皆さんこんにちは!
カステラです!
第一話スタート!!
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数週間前——
rbr side
俺は今日、一人で出かけている。
なぜなら、大好きな彼女に買い物を頼まれたからだ。
ん?彼女って誰かって?shpに決まっとるやろ。
でも⋯あんなことになるなんて。
キキーッ
rbr「!?」
ドンッ
rbr「い゙っ⋯」
バタッ
自分でもわかる。
もう、死ぬんだと。
最期にshpに言いたかった。
「愛してるで。俺が死んだのはshpのせいやない」
って。
shpなら自分を責めそうだったからや。
そんなことを考えているうちに、意識が遠のいていく。
轢いた奴は助けに来ない。
運悪く周りに人も居ない。
運ばれることもなく、俺は意識を失った。
そして、今に至る。
shp side
rbrさんが亡くなって数週間前がたった。
葬式も埋葬もし、俺の愛する人はもう居ないと実感させられた。
事故で家族を亡くした人の気持は、こんなんだったんやな。
と、共感する。
rbrさんは、もう戻って来ない。
あの幸せな日々も、もうない。
やっぱり、rbrさんが死んだのは幻覚なんじゃないか、と何度も思う。
実はドッキリで、rbrさんは生きている。と思ってしまう。
でも、俺の隣にはrbrさんは居ない。
そこで、現実に戻される。
家に帰ると、いつものように「おかえり」と聞こえそうで聞こえない。
その日々に心が辛くなる。
どうせなら俺も、rbrさんと死にたかった。
一緒に行ってれば、俺も死ねたかもしれない。
けど、痛いと考えると死ぬのは”まだ”嫌だ。
rbrさんは酷い痛みを放置された。
それだけでもう心に刺さる。
腕や足の骨が折れ、傷口から血が出続ける。
想像しただけで、辛くなる。
24時間365日、その言葉が何度も頭をよぎる。
『愛する人はもう居ない。』
いつもいつも、”孤独”という感情に襲われる。
今隣にrbrさんが居れば、そんな感情はなかったかもしれない。
今隣にrbrさんが居れば、辛い現実も見なくて良かったかもしれない。
でも、そんなことは実現されない。
もう、rbrさんはこの世に存在しない。
二度目の人生を、送っている筈だ。
⋯ん?二度目の人生⋯?
せや!rbrさんに会うために、俺も輪廻すれば、会えるかもしれない。
記憶なんてなくても良い。まぁできればあったほうがええけど。
ただ、rbrさんに会いたい。
でも、その前にアイツに復讐したい。
せめて捕まって、今すぐ死刑にしてほしい。
こんなこと考えてはいけない。自分でもわかっている。
でも、やっぱり愛する人の命を奪った者はこの世から消え去って欲しい。
そう考え、俺は眠りについた。
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