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sideゼルゼディス
彼女は見事に酔っ払ってしまいました。
そして、完全に潰れたのならまだ良いものを…
意識はかろうじてあり、どうやらキス魔になるらしいのです…
皆さん、私の苦労が分かりますか?
男性…
は読んで無いか…
もし居たらきっと分かってくれる筈…
彼女を抱えてベッドに下ろすと、シャツを掴まれ、彼女は自分の方へ引き寄せると、キスをせがんでくるのです。
「あのね、エシャロット…
あなたは今酔っ払っていて…」
「…キスして。」
珍しく潤んだ瞳でお願いされて、私のほんの少しの理性は吹き飛びそうでした。
しかし…
しかしですよ?
ここで本能に身を任せてキスすると、多分止まらなくなるでしょ?
なりますよね!?
そしたら、きっと明日の彼女は…
とか、思うとキス魔の手口にそう簡単に乗る訳にはいきません。
「あーはいはい、明日そう言ってくれたら、いくらでもあなたのお望みの通りにして差し上げますよ…
まぁ、明日そう言ってくれたならね。」
そう言ってキス攻撃からなんとか逃れました。
「あしらなんてやらぁ…」
明日なんてヤダー、ですかね?
こっちだって嫌ですよ!
私は彼女に水を飲ませたりと色々やってみますが、酔いが醒める気配はありません。
あれだけ飲めば、ね…
どうやら、エシャロットは私に対抗して無理して飲んだみたいです。
どんだけ負けず嫌いなんですか…?
心底呆れながらも、そんな彼女も愛おしいです。
私はアホなんでしょうか…?
いやいや、恋は人をアホにする物なのです。
彼女はグダグダ言っていましたが、私の手を握りしめて眠り込んでしまいました。
あー…
キスしておけば良かったです…!(後悔
しかも、手を握られているので身動き取れません。
お風呂は明日にしますか…
私は着替えも諦めてそのまま隣のシーツに潜り込みました。
あぁ、この世界は基本的に温度は一定です。
ずっと春のような、そんな世界なんです。
だから、寝る時も防寒具なんかは要りません。
しかし、私の前世では…
おっと、秘密を話してしまいそうでした。
危ない危ない。
まぁ、今の言葉で察した人も少なからず居るでしょうが…
奥様にはまだ秘密です☆
さて、今日も眠れぬ夜を過ごさなければならなそうです。
エシャロットは本当に罪な方ですね…
皆さんはどうお過ごしですか?
私と違ってスヤスヤと眠りの世界に旅立っている事でしょう。
何が言いたいかと言いますと、おやすみなさい、という事ですね。
みなさん、良い夜を…
また、明日お会いしましょう♪
Good night…