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末澤side
晶哉が泣いて出て行った。
俺のことが嫌いだなんて…何でや… ??
正「……誠也くん , ちょっと鈍感すぎですよ。」
末「どういうこと ?? 」
小「いや……俺のせいやわ。俺が絡みすぎた。」
末「いやだからどういう事 ?? 」
俺やばいことした ??
晶哉のこと…傷つけたんかな。
草「末澤が佐野に構ってくれないから頑張って嫉妬させようとしてたんやって。」
末「…はっ ?? 」
正「頑張りをそっちのけで健ちゃんと楽しそうに話してるの見たら…そりゃあ悲しくなりますよ」
なんやねんそのかわいい理由。
正「晶哉の気持ちもわからんでもないやん。」
末「…そっか……今思えば流石にかわいそうやな。」
草「うん , 今回に限っては。」
正「え ?? 」
草「え ?? 」
小「……それより , 早く行ってあげたほうがいいんちゃいます ?? 」
末「せやな。」
俺も楽屋を飛び出し晶哉を追いかけた。
佐野side
佐「勢いで来ちゃった……」
気づけば辺りはテレビ局からだいぶ離れてしまっていた。
戻らなきゃ……でも , 戻るに戻れない。
佐「迷惑かけちゃったなぁ……。」
こんなことしたら , また誠也くんに嫌われちゃうかな…。
……いやだ……誠也くんを小島くんにとられるなんて……
絶対に……
そんなことを考えていたら , また涙が止まらなくなる。
「お兄さん、今一人?」
佐「…へ?」
「よかったら俺と一緒に遊ばない?」
こ、こんな時に限って…、自分がナンパされてる……⁉
佐「ごめんなさい、仕事があるので…。」
「そんなこと言わずにさぁ、ね?」
そのまま腕を引っ張られる。
俺、身長高いし体重もそれなりにあるはずなのに、なんでこんな軽々しく引っ張られてるんだろう…
少しくらい抵抗できるかなって思ったのに…。
佐「ほんまに、やめてくださいっ」
「無理 笑 」
佐「嫌っ!!」
「嫌じゃないでしょ。」
このままじゃまずい、本当に連れていかれる…っ、
末「佐野!!」
佐「!!」
その時、誠也くんが僕のところに…。
末「佐野に触んなよ!!」
誠也くんがそう叫ぶと、男はバツの悪そうな顔をしながら舌打ちをして去っていった。
末「佐野、大丈夫か ?? 」
佐「誠也くん……っ、!」
末「怖かったなぁ…、ごめん。」
俺は小さな体に抱き着く。
そこはやっぱり暖かかった。
佐「俺…、最近小島君とばっかりしゃべるから、誠也くんに嫌われたんかと思って…っ、それで…」
末「うん、ごめんな。俺も無神経やったわ。」
佐「誠也くんは、俺のこと好きやんな… ?? 」
末「好き、大好き。最近言えてなかった…ごめん。」
佐「…んふふ、その言葉が聞きたかったんよ…、聞けてうれしい。許す。」
俺たちは街中にもかかわらず、抱きしめあう。
周りからは不思議な目で見られてるけど、お構いなし。
末「楽屋に戻ろう。抜け出してきちゃったからな」
佐「はい。」
佐「あ……、あの、」
末「…ん?」
佐「手、繋いでもいいですか… ?? //」
末「……おん、ええよ。」
俺たちは手をつないで楽屋まで戻った。
……メンバーのみんなに冷やかされたのは別の話。
お待たせしました !!!
本当に遅れてごめんなさい。
約半年も放置してしまって…、反省しています🙏🏻💦
そのあとも着々と更新できればなと思っています、どうぞよろしくお願いいたします !!