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〇〇side
目が覚めたらそこは家の天井だった
あれ、私どうやって帰ってきたっけ……?
照「あ、目覚めた?」
〇「……岩本が運んでくれたの?」
照「うん、勝手に鍵使ってごめん」
〇「いいよ、ありがとう」
照「もうちょい寝る?」
〇「……起きる、身体痛い」
照「ご飯食べる?最近晩ご飯抜いてたろ」
〇「う……バレた」
照「軽すぎんだよ、で、どうすんの?」
〇「……ご飯食べる」
照「用意するわ」
〇「私も手伝う」
そう思って立とうと思った瞬間
フラッ
照「あぶね、大丈夫か?」
私のふらついた体は
岩本のガッチリした体に支えられた
こんなに近くで男の人を感じたのは初めてで
心臓の鼓動が速くなるのがわかった
〇「……大丈夫、ありがと」
照「熱まだ高いから座ってな」
〇「……うん」
ご飯まで作ってくれて
岩本は一体どこまで出来るやつなんだろうか
こんな人が彼氏なら幸せだろうな……
〇「っ!」
岩本を見ながらそんなことを考えてたら
目が合っちゃって
いつもなら何ともないのに
何故か顔が熱くなった
照「どうした?そんな見られたら穴あく笑」
〇「……や、なんでもない///」
照「顔赤いよ?熱上がった?」
そう言っておでこをくっつけてくる岩本は
一体何を考えてるの?
私の事、ただの同期だと
思ってるんじゃないの?
〇「……ねっ、ねぇ///」
照「ふは、顔真っ赤笑」
〇「……近いよ///」
照「……照れてんの?」
〇「……ばか、からかわないで」
おでこくっつけられて
ドキドキしない人なんかいないでしょっ
そうやって笑い飛ばそうと思ったのに
…なんか、なんだか、引っかかる
こーゆーの他の子にもしてるから
こんなに慣れてるの?
〇「……岩本ってさ」
照「……うん?」
〇「……他の女の子にもこーゆーのしてるの」
照「……こーゆーのって?」
〇「……その、こんなに距離ちかいのとか」
照「…妬いてくれてんの?」
〇「……違うもん」
照「なんだよ笑」
〇「……で、どうなの?」
照「こんなに距離近いのは〇〇だけ」
〇「……え、私だけ、?」
そんなの、そんなの
勘違いしちゃうよ
私だけって言われて
顔がぶわっと熱くなる感じがしたのは
……きっと熱のせい。
next……
更新遅くなり大変すみません😰
またぼちぼち更新するので
お楽しみください🥰