ある日私はこんな夢を見た。
ある日の学校の十分休憩時間、事件が起こった。
「せ、先生?何してr…」
「大人しくしていたら打たないよ。」
新任の先生が一人の生徒の女子生徒の頭に銃口を突きつけ、何やら怪しげな仮面を付けながらこう言い放った。
「もしこの中に一人でも、自分の命を惜しんでもみんなを助けたいという生徒は…この僕を殺してみろ。武器は…ピストルを五挺ここに置いておいてやる。殺すときはそいつらを使うといい。本物だから安心しろ。制限時間は一時間。それまでに僕を殺せなければ、このクラスの生徒全員まとめて皆殺しだ。」
今までずっと私達に優しかった先生がこんな事するはずない。これは何かのドッキリだろうか。だとしたら大げさすぎないか?
すると、一人のクラスメイトが笑いながら言った。
「先生、これってドッキリですか?そのピストルも本物かと思っちゃったけど、実はおもちゃでした的な?」
「ドッキリだったら良かったね。でも残念ながらドッキリでもないし、これは本物のピストルだよ。それでもまだ状況を飲み込めないと言うならば…」
パァン!
先程ドッキリだとか言っていた生徒も皆、この状況に表情が凍りついた。私は状況をうまく飲み込めず、目を疑った。先生…いや、もう先生じゃないか。やつはピストルを一人の生徒に構え、腕を目掛けて弾丸を放ったのだ。打たれた生徒からは血が流れ、あまりのショックに倒れこんでしまった。他の先生に救急車や警察を呼んでくれと助けを求めに行くもの、怖くなり怖気づいてしまうもの、打たれた生徒の様子を見て必死に止血などの看病をするもの。皆必死になっていたが、怖くて誰もやつを倒しに行こうとしなかった。
To be continue…
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