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世界ニ雨ガ降ッタ
僕ニモ雨ガ降ッタ
君ニハ雨ガ降ラナカッタ。
当タリ前ナンダ。
世界ニ光ガ降ッタ
君ニモ光ガ降ッタ
僕ニハ光ガ降ラナカッタ。
勿論分カッテイタコトダ。
音ガ降ッテキタ
歪ガ降ッテキタ
時ガ降ッテキタ
気ガ降ッテキタ
無イノハ心ダケ。
真っ黒で
闇だらけ
真っ白で
見えない
空白で
空白以外で
生キテイル。
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ →
↑︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ↓
→
周回シテ。
連続シテ。
狂イ狂ウ。
もし生キタナラ
もし殺シタナラ
もし逝ッタナラ
ドレガ選択カ
ドレヲ喰ウカ
ドレト見ルカ
狂い狂う
殺し殺す
████
無イタトテ
泣イタトテ
失イタトテ
亡イタトテ、?
意味ハナイ。
タイトルは『捉イ』の本で。
サブタイトルは『 ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ヲ望厶』で。
目次は
『
︎︎《狂い狂う》《微笑み》《望》
︎︎《明々》《意味?¿》《問い手》
︎︎《比べ暗闇》《欠伸》
︎︎《白ニ限ラズ》《塵…-・、》
︎︎《 ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎》
︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎ ︎︎ ︎︎︎ ︎︎︎ ︎』
第3章まであり、
第1章は《狂い狂う》から《明々》まで。
第2章は《意味?¿》から《欠伸》まで。
第3章は《白ニ限ラズ》から《 ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎》まで。
第1章のタイトルは【落々ニ至ルマデ】。
第2章のタイトルは【手ニ望ミ持テバ良イダロウニ】。
第3章のタイトルは【周回】。
本を開けばそんな説明書きみたいなことが書いてあった。
意味が分からなくて。
しかも所々カタカナで少し不気味だった。
それより読みにくい。
もしかしたら “ 本当は ” そう書いていないのかもしれない。
もしかしたら自分の目がおかしくて勝手に脳が誤作動を起こしておかしくなっているのかもしれない。
『信ジ手ノ疑イヲ込メテ』
昨夜、寒い自分の部屋で寝てからおかしくなったのだろうか。
それとももしかしたら自分はもうあの時の寒さが原因で既に凍死しているのだろうか。
だから今いる場所は
” 本当は “ 死後の世界で
” 本当は “ 勘違いしてるのかも。
『堕落ノコトト模シテ』
今日はさほど寒くない。
ストーブも稼働するようになったし布団だって昨日より温かい。
日々書き加えられていくこの本を片手に自分は今日も眠りに落ちようと準備している。
詩集だと思っていた本は何やら誰かの日記のようで出掛けから帰ってきたら書き加えられている。
だからどうやら不思議なノートを手に入れたらしい。
『瞳ニ残ル雪景色ガ狂イ狂ウ』
明日になったらまた書き加えられているのだろうか。
でも毎日書き加えられているみたいじゃないようだ。
もしかしたら明日増えているのかもしれない。
もしかしたら1週間後増えているのかもしれない。
真相は全く分からなくて。
自分にも解けないなぞで。
︎︎ ︎︎ ︎︎にも見えなくもなくて。
『___ト ︎︎ ︎︎ ︎︎ト–__・デイルダケ』