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喋れない俺はキミと出会って … 。

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喋れない俺はキミと出会って … 。

8 - 第 四章 。 < 考えすぎ 。 >

♥

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2025年01月02日

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第 四章 。 < 考えすぎ 。 >



__________________


最近俺は考えすぎている気がする 。

声のことじゃない 。

俺が地味なことだ 。


あきにはまだ相談していない 。

💛 「 ぷりちゃん … 、 ? 」

考えすぎなのか頭も痛いしふらふらする 。

💛 「 ぷりちゃんまた考え事してるね ~ 笑 」

あきは考え事多すぎじゃない ? 笑

と笑う 。

俺は返しに

💚 ( 大丈夫 … 、 )

と連絡を入れた 。

💛 「 そっか 、 じゃあ ! 」

といって違う子と話している 。

俺は廊下に出た 。

すると視界がぐらりと歪みそのまま倒れてしまった 。

その時にあきの声が少し聞こえた気がした 。

何を言ったのかはわからない 。

そこから記憶がない 。


💛 「 なにそれ っ ! 笑 」

話している間に廊下でなにか何かが倒れる音がした 。

俺は試しに廊下を出るとそこにはぷりちゃんが倒れていた 。

💛 「 大丈夫 … !!? ぷりちゃん !! 」

そう言ってみたが彼にはなんの返事もなかった 。

保健室に行ってみた 。

親も家にいないらしいからベットで俺が看病をする 。

とりあえず熱を測ってみる 。

💛 「 … !? 39 ° !? 」

最近はとても暑い 。

一部では40°近く上がっている地域もある 。

だから熱中症だろうか 。

そうおもった 。

ぷりちゃんの表情がとても苦しそうで 、 あつそうだった 。

💛 「 … 焦るな 、 氷まくら ッ 、 」

俺は息を整えて氷枕を用意したり最低限のことはした 。

授業なんて行けなくたっていい 。

授業よりも命が優先 。



気づいたら保健室にいた 。

💛 「 やっとおきた 、  」

彼はすごく心配してくれていたらしい 、

俺はしんどくってスマホすらさわれない

💛 「 もしかして 、 喋れないほどきつい … ? 」

あきは察してくれた 。

俺が頷くと 、 あきは

💛 「 じゃあ 、 悩みはあとで聞くね 、 」

俺は勇気を出して 、 言葉を出した 。

💚 「 … 悩み 、 言わせて 、 」

あきはとても驚いていたが 、 すぐに頷いてくれた 。 


少し元気になれた 。

保健室に誰もいないことを確認し 、

あきに抱きついて 、あきの胸の中で悩みを全て話した 。

あきの反応は予想と全く違った 。

💛 「 … 、俺もだよ 」

いや 、あきは運動が得意 。

地味ではない 。

俺が慌てて 運動得意じゃん 、 と返信した 。

その反応にあきは

💛 「 ぷりちゃんもね 、 特別上手なものがあるんだよ 」


💛 「 それは 、勇気 。 」

それから理由はね 〜 !

と言われてずっと俺を褒めてくれていた 。

恥ずかしさのあまり口をふさぎ強制終了をさせた 。

💛 「 ほんとぷりちゃん考えすぎ 。 多分熱中症とストレス !! 」

彼は少し怒った様子で 、

💛 「 ぜっっったいになにかあったら話すんだよ !!! 」

と言われた 。

何でも受け止めてくれると言う発言にとても感動した 。

熱は引いて 、 このまま二人で

あきの家でゲームをするという約束をした 。


__________________




第 四章 。 < 考えすぎ 。 > 完



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