御本人様には関係ありません
初心者のため結構下手
参考小説あり
学生設定
同棲、付き合っている設定です
knt「」 hbr『』
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「なんだ夢か….」
怖い夢を見たな…
額ににじむ汗をぬぐい、ベッドから起き上がる
階段を降り、ダイニングルームに入ると、hbが朝食を並べていた
「あれ?今日もパスタにサラダ?飽きちゃうんだけど~まぁおいしいからいいか…」
毎朝違う料理をつくってくれるhbが、昨日と同じメニューを並べていた
思わず口から飛び出た言葉に、hbがきょとんとした顔で返す
『何言ってん?昨日はTKGにお味噌汁だったやろ?』
「ん?それっておとといのメニューじゃ…?」
僕は首を傾げた。毎日食事をつくってくれるのはhbである。
そのhbが言うのだから、勘違いしているのは僕のほうなのだろう。
なんとなく気分がすっきりしないものの、たかが朝食だ。
おいしければ別にメニューで言い合う必要はない。
黙ってダイニングテーブルの席に着く。
テレビに目をやると、近所で起きた通り魔事件のニュースが流れていた
「…え?」
昨日の朝見たニュースと全く同じだ。
次の日にも同じニュースをやることはあるが、
担当のアナウンサーや服装すら変わっていない。
不思議に思い、眉間にしわをよせる。
すると、サラダを頬張っていたhbがため息をついた
『物騒やなぁ。奏斗も学校帰りは生身なんやから気をつけてな。』
このセリフには聞き覚えがある。
メニューといい、ニュースへの感想といい、
昨日と同じことをくりかえすhbに対して僕は不安になる
「大丈夫?疲れてる?」と言おうとしたが、僕の口からは別の言葉がでてくる
「はいはい。気を付けますよーっと。」
自分の意識とは関係なく、首を縦に振っていた
その間に、返事にちょっと不満を抱きながらhbはあと片付けのため、キッチンの奥へ行ってしまう
ダイニングに残された僕は、自分自身の不可解な言動に動揺する。
「なんで思ってもいないこと言ったんだろう…?」
何度も首をひねるが答えは出ない。
楽観的なところがある僕は、これ以上考えても意味がないと開き直った
「さっさと食べて学校に行ってからアキラに相談しよっと」
僕は朝食を食べ終わると、手際よく支度をして先に一人で家を出た。
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