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ロシアメ
ロシア「」
アメリカ『』
とある会議のあと…
「なァ…アメリカ」
『ンだよ…ロシア』
「い…」
『い?』
「いっしょに…かえらないか」
なぜこんな言葉を発したのかわからない。
『…』
『いいぜ』
「!」
「あめりか…あめり…か…」
「ん…」
目を覚ますと知らない天井。
『おい、ロシア』
「あめりか…?」
『よく寝たか?具合は?』
「よく寝た…少しだるい…。」
『そうか』
これからアメリカと話すことが増えた。
次第に俺から話すことが増えた。
「なぁ。」
『ん?』
「今日俺の家…こないか?」
『はいはい行ってあげるぜ』
しょうがないみたいだが、満更でもないだろう。
「待ってる」
待った。待ったんだ。
とにかく待った。
だけどアイツはこない。
喉に詰まった言葉が胸に刺さっていたい。
このままでも
ずっとこのままでも
アイツがいなく…ても
ずっとこのままで
前になんか進めない
距離は保ったままで
このままで
喉に詰まらせたままで
いい。