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コメント
2件
最高のつまみでしかないですねぇ♥ ありがとうございます💞最高です
数日後、覚悟を決めて、俺は涼太を呼び出した。
💙「ごめん……いきなり」
❤「うん、大丈夫だよ」
💙「やっぱりちゃんと気持ち伝えたくて」
💙「俺は……涼太が好きだ」
❤「………」
💙「後悔したくないから、はっきり言う」
💙「でも、これで……気持ちを伝えるのは、最後にする」
沈黙の中で、ふと気づく。
宮舘の目に、涙が溜まっていた。
💙「え…涼太?」
❤「ここ最近……辛かった」
❤「何が辛いかって……」
❤「告白を、忘れてって言われたこと」
❤「翔太と、いつもどおり話せなくなったこと」
❤「それから……」
言葉を探すように、少しだけ間を置いて。
❤「なにより……」
❤「翔太と、離れるのが辛いって分かった」
次の瞬間、涼太が一歩近づいてきて、
そのまま、翔太の胸に顔を埋めた。
❤「ねえ……」
❤「離れないで」
💙「え、……」
思わず声が漏れる。
💙(なに、その反則級の行動……)
さっきまで張りつめていた空気が、
一瞬で溶けていく。
💙(どうしよう……抱きしめて、いいのか……)
そう迷っている間に、
顔を俺の胸に埋めたまま、
涼太の腕が、そっと俺の背中に回された。
💙(……っ)
💙(ダメだ、これは……)
胸の奥が、ぎゅっと締めつけられる。
💙(俺まで……泣きそうだよ……)
気づいたら、俺も反射的に、
涼太の背中に腕を回していた。
もう逃がさないように。
💙「……告白」
💙「受け入れてくれる……?」
少し震えた声で聞くと、
❤「…うん……」
小さく、でもはっきりと、涼太はうなずいた。
❤「俺……分からないことだらけで」
❤「翔太に、迷惑かけちゃうと思う」
❤「それでも……」
一度、視線を落としてから、
ゆっくりと俺を見上げる。
❤「これからは……もっと近くにいたい」
うるうるとした瞳。
その表情を見た瞬間、
胸の奥で何かがぷつっと切れた。
💙(……無理)
💙(耐えられるわけないだろ……)
思わず、顔を近づけて、
キスをしようとした――その時。
背後から、かすかに人の気配。
💙(……あ)
💙(あいつら……まさか……)
💙(おい阿部……全然隠れきれてねぇぞ……)
❤「翔太…?」
一瞬で状況を察し、
俺は涼太の手を取る。
💙「こっち」
❤「え…?」
誰にも見えない場所まで連れていき、
静かに立ち止まる。
もう一度、視線が合う。
俺はそっと、涼太にキスをした。
──────────────
メンバーSide
ゆり組が完全にイチャイチャし始めたのを察したメンバーたちは、
告白シーンを目に焼きつけたあと、
自然な流れで打ち上げへと移行していた。
💚「……だてさんさ、」
💚「自分から抱きしめに行ってたぞ……」
💚「はぁ……尊い……おかわりください」
🩷「ちょ、あべちゃん!飲みすぎ!」
🖤「でもさ、ほんと、うまくいってよかったよ」
🖤「あの二人、見てるこっちがソワソワしてたし」
💜「一次はどうなるかと……」
💛「でもさ」
💛「翔太がちゃんと前に進んだのが、一番デカかったよな」
🧡「せやな」
🧡「王様ゲームなんて回りくどいことせんでも」
🧡「あの二人、時間の問題やった気ぃするわ」
🤍「……うん」
🤍「告白とかの前から」
🤍「だてさん、無意識だけど……」
🤍「しょっぴーを見る目、他のメンバーと明らかに違った」
🩷「さすがラウール」
🩷「よく見てるわ〜」
グラスの音が重なり、
笑い声が途切れることはない。
メンバーの話題は、
いつの間にか何度目かの“ゆり組エピソード”に戻っていた。
こうして今日も、
ゆり組を肴にした夜は、
なかなか終わらないのであった。
つづく。