僕『夢桃 陽夏』(むとう ようた)は至って普通の高校生。何もかも普通。 そんな僕には幼馴染の『愛天 麗』(あまう るら)がいる。麗は誰が見ても可愛いし、人当たりもよくモテる。
でも僕には少し気になる人がいる。『室愛 未知流』(むろあい みちる)だ。
好きとかじゃ無いと思う。ただ、遠くから見ていて『凄いな』って。勉強とか部活を誰が見ても努力してんだなて。 きっと『憧れ』だったのかも知れない。
ある日麗に『未知流ちゃんの事よく見てんね、好きなの?毎回怖いんよ〜』って言われた。正直ビックリした。急に何だよと思い、動揺してると『陽夏、無自覚なの?尚更怖い…』と続けて言った。更に聞くと未知流が横からの視線を感じると思い、2年間同じクラスの麗に誰から視線かを調査してたらしい。
これ以上何も言われたく無かった僕は、『見てたかも知れない。何か未知流の姿に憧れてたから?何事も普通の僕と比べて未知流凄いじゃん』って。適当な理由をはなし、麗を納得させた。麗はそっか、と少し質素な感じでかえされた。
そしてこの日から僕のこれからに影響がでるなんて知りもしなかった
コメント
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段の関係で読みにくくすみません🙇♀️